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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本人には「無人セルフ型カフェ」大ヒット⁉


名古屋市内で今月21日から「コロナ時代の新しいカフェのカタチ」をコンセプトとした“無人カフェ”「名鉄レジャック店」がオープンするらしい。その店内写真も掲載されていたが、全面人工芝が敷かれた“やや殺風景な印象”の店である。これは私の印象なので、実際にはそうではないのかもしれないが「広い敷地を確保できたので極力お金のかからない店づくり」を心掛けたような雰囲気である。その部分が、この店の一番の“不安材料”だ。無人のカフェにやって来て、なぜ全面人工芝なのか。もし“癒し系”の店内を目指すのであれば、もう少しどこかに“暖かみ”が欲しい。それが感じられないのだ。私は、日本人の場合、無人の“食料品店”は流行るような気がしないのだが、無人の“カフェ”であれば、どこの国より“需要”はあると思われる。それというのも、日本人には「ひとりの時間」を愉しみたい、という人が大勢いるからだ。誰にも邪魔されない「自分だけの空間」が欲しいという人も大勢いるからだ。そういう人のために、無人のカフェで“多数の飲み物”を選択することが出来、ちょっとした“美味しいパンやお菓子”も購入できる、そして一人用ソファのあるアクリル板で区切られた“半個室的な空間”というのが、多分、いちばん“求められるカタチ”であるような気がする。ひとり最大8時間利用できるような空間としてあれば、仮眠することだってできる。24時間営業が理想だが、店内清掃を考えれば、22時間営業とすれば、良好な状態を保てるのではないだろうか。日本人には他の国の人達よりも“孤独を好む”人たちが多い。“一人だけで食事したい人”“一人だけで勉強したい人”“一人だけで趣味を楽しみたい人”“一人だけで読書したい人”“一人だけで休憩したい人”“一人だけで妄想したい人”“一人だけで仕事をしたい人”“一人だけでものを書きたい人”“一人だけでぼうっとしていたい人”さまざまな人たちがいる。自宅で行えば済む話なのだが、その自宅に「そういう空間がない」という人も多い。自宅とは違うが「自室のような感覚で使える空間」が本当は一番良い。私などは、自宅でなければ文章を書けないが、逆に、自宅だど「文章を書けない」という人もいる。そういう人のためには半個室的な空間には“多少のゆとり”も必要で、よくあるカウンターを“一人分ずつ区切る”みたいな息苦しい感じだと、当然のことながら癒されない。そう考えると、あまり“長居をされる”と商売として成り立たないような部分も出て来るのか、その辺は難しいが「癒される無人カフェ」なら、必ず大ヒットするに違いない。
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