こういうジョークをどう受け止めれば良いのか。「その通りです」と見せ合うべきなのか。それとも恥ずかし気に“うつむく”べきなのか。難しいところだ。ただブラジルという国には、日本からの移民の子孫が数多く居る。そういう人達には、あまりに失礼な冗談だ。しかも、それを述べたのが一般人ではなくて現役の大統領だからなおさらである。既に「人種差別的だ」として問題視しているマスコミもある。けれども欧米では「小ささのたとえ」として、この人種差別的なジョークがよく使われるそうだ。ナルホド…と納得してしまって良いのか。どうやら、これはブラジルにおける“年金改革”が「小幅にとどまれば辞任する」と示唆した経済相を意識し、記者会見の場で飛び出した言葉らしい。そうするとますます日本人の“身長”ではなくて、“あそこ”を意識してのジョークとしか受け止められない。う~ん、上手いこと言うなぁ…ではなくて、何という侮辱、そして屈辱。実はこの言葉には“伏線”があるらしく、たまたま空港で日本人男性に記念撮影を依頼され、その時にも用いていたジョークらしい。しかも、その時には手指で長さを表現しながら「全部ベキニニーニ(ちっこい)なんだろ」と笑っていたらしい。おそらく日本人男性は小さなカメラを使っていて、そのカメラも意識してのジョークだったに違いない。それにしても、こういう冗談は普段から日本人男性を「ちっこい」と思っていなければ口にしない。ん?…何かおかしくないか。つまり、彼は普段見慣れているのか。いや、そんなはずはない。だとすれば、このジョークは彼が普段付き合いのある「女性」の言葉だった可能性が強い。その女性は“日本人男性”を何人も知っていて、或いは何人も相手をしていて、その男性達がみんな「ちっこい」ので大統領に対して“寝物語”に話して聞かせたに違いない。「ねえ、知ってる? 日本の男ってねえ、とっても小さいのよ、みんな手指で隠れちゃうの」「まさか、そんなに小さいわけないだろう」「本当よ、私にむしゃぶりついた男たちはみんなそうだったもの」「そんなんじゃ感じないだろう」「だから想い出したの、あなたのようにブラジリアンでなきゃってね」大統領はこの時、日本の年金改革法案が「小幅に改定された」というニュースをどこかで聴いたような気がした。日本人は「全部ちっこいんだな」と、深く記憶に留まった。だから無意識に記者会見でも、ああいう表現が出てしまったのだ。
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む