薬物疑惑報道で一人の俳優が芸能界を去った。その自筆コメントには「人には絶対知られたくないセクシャリティな部分」という表現が出て来る。なかなか“意味深な表現”である。そして日本の社会において、まだまだそれは“絶対知られたくない部分”なのだということを改めて感じさせる。正直、私は彼が実際にどのようなセクシャリティなのか知らないが、世の中に彼のような“秘密”を抱えて生きている人物が山ほどいることは知っている。私自身だって、そういう点ではとても恥ずかしくて“普通じゃない方が好い”なんて言えない。だが、人間、どこかに“アブノーマルな部分”は持っていて、それが“人それぞれなだけ”であるような気もする。ただ、その“アブノーマルな嗜好”も、年齢によって徐々に変わっていくような気がするから不思議である。例えば小学生の頃、私は“年上の官能的な女性”に憧れを抱いた。年上と言っても、自分がまだ10歳前後の時に“30歳くらいの妖艶な女性”に憧れたのだから、今考えると、どうかしている。友達の家に行ったときに出てきた女性だが、シースルーのネグリジェを着ていたのだ。あれは友達の叔母さんとして紹介されたような気もするが、“あらぬところ”ばかりに目が行って、それどころではなかった。もう一人、12歳の頃、引っ越し先で大家さんの令嬢に出くわした時にも、一瞬で悩殺された。“濃厚な香水の香り”に、私の幼いセクシャリティが嫌というほど刺激を受けたのだ。しかも、その女性は洗濯機の籠に無造作に脱ぎたてのショーツを放り投げていた。その“汚れだらけのショーツ”が12歳の私には宝石のように見えた。だから、どうしても欲しくて、私は“それを盗んだ”のだ。今考えると、よくもまあ…と我ながらあきれるが、その時は“夢心地”であった。“激しい汚れ”そのものが“天使”のように思えたのだから終わっている。う~ん、やっぱり“セクシャリティ”は守ってあげないと…。
ときどき歴史上の人物が、歴史遺産的な事柄に対して貢献していた事実を知る。今回の貢献も、地味だが貴重な貢献と言える。ユネスコの「世界の記憶」国内候補として文部科学省が「三種の仏教聖典 続きを読む
人は最終的に“自分の居場所”を求めて生きて行く。どんなに恵まれた環境でも、そこに“自分が居ない”と思えば、その中で“倖せ”を実感することはできない。人は、本能的に“ここが自分の居場 続きを読む
歴史というのは、時として“逆戻り現象”を生み出す。日本は昭和初期(1920年代後半)の頃、結婚の7割以上が“お見合い”によるものであった。それが徐々に“恋愛結婚”が増えていって19 続きを読む
昔から「死人に口なし」というが、わたしは前から疑っている。ほんとうは死人でも“口がある”場合があるような気がするからだ。特に、殺人事件とか予期せぬ事故に巻き込まれるとかして亡くなら 続きを読む
作家の伊集院静氏が亡くなった。わたしがこの人に注目したのは、彼がまだ作家デビューしたての頃、たまたまその履歴に作詞家としてのペンネームがあり、その名の方で想い出す作品があり「おもし 続きを読む
きのう夕方、横浜に新しく出来た2万人収容できる大型ライブ会場で殺傷事件が起きた。ライブを視に来ていた40代女性が帰り際の通路付近で何者かに刺されたのだ。最初は気付かなかったというく 続きを読む
一時期、タレントの渡辺満里奈氏は“癒し系バラドル”のような存在で多くの男性たちから人気があった。それだけに“ネプチューン”の名倉潤氏との結婚は意外な組み合わせのような気がしたものだ 続きを読む
われわれはどうも誤解しているようだ。北朝鮮が“貧しく遅れた国”だという風に……。そう、誤解なのだ。もう北朝鮮は貧しくもないし、遅れてもいない。確かに、そういう部分も昔はあった。だが 続きを読む
東京港区に日本一の高さを誇るビルが24日に誕生するという。330メートルの高さに達する「麻布台ヒルズ」で、現在の日本一である大阪の「あべのハルカス」(300m)や神奈川の「横浜ラン 続きを読む
ここ数か月、岸田政権に対する“支持率低下”が叫ばれて久しい。確かに徐々に徐々に低下し、今回の新聞調査では「21%」の支持に対し「70%」の不支持だそうである。ただ岸田政権の可哀想な 続きを読む