家電製品の“日進月歩”は素晴らしい。時々、時代の変化に「ついて行けない」と思うこともある。なんとテレビは今や“55型”や“65型”が当たり前になりつつある。そして“4K”という高品質映像も当たり前のようだ。さらに一番の驚きは価格が安いということだ。このほど発売される“65V型4K液晶テレビ”は9万4500円…10万円を切るのだ。なんという安さ。我が家のテレビもそろそろ“切り替え時”ではないか。ただ我が家のテレビの良いところは“録画一体型のテレビ”だという点だ。こういう面倒くさくないのが良い。何でもそうだが、面倒なのは嫌なのだ。42型のテレビは1か月前の地震でも倒れなかった。テレビを設置してもらう時、お願いして接着してもらったからだ。あの時一瞬迷ったが、今になってみると倒れないで良かった。ベランダ側に倒れるとガラスにヒビが入っただろう。ところで、この10万円を切るテレビ、通常の家電量販店では買えないらしい。アマゾンなどの“直販”なら購入できる。問題はちゃんと設置までしてくれ、その後も問題など生じたときに対応してくれるかだ。訊かなくても慎重な妻の回答はわかっている。オプトスタイルなどという聴いたことのないメーカー品に手を出すはずがない。けれどもパナソニックなどのメーカー品は、ほぼ同じ製品が20万以上する。半額以下なのだから、その辺は目を瞑らなければいけないところかもしれないのだ。それにしても昔だったら60万とか80万とかした65型4Kテレビが10万を切るようになるとは、時代も進んだものだ。こういう風に、やがて“AI全自動運転の車”も安くなっていくのだろうか。15年くらい後には100万を切る価格になっていたなら誰もが購入できる。だが、それらを購入したからといって幸福になるわけではない。先進国の科学は間違いなく生活を便利にしたし、ゆとりのあるものに変えた。けれども、それで“幸せ”が手に入ったかというと、そうではなかった。心身の病は決してなくなるわけではないし、むしろ増えている。人々の心は“何もなかった頃”ほど大らかではない。人と人との関係が“何もなかった頃”ほど、繋がっていないような気がするのだ。携帯電話やラインで“繋がり”は増えたのに、“心”と“心”はどんな家電もITも結び付けられない。
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