世の中というのは、一時的に危険な方向へ進んでいっても、やがてそれは自動的に“修正される”のが常である。ただその初期段階においては、どうしても“危ない状況”が生み出されてしまうことがある。YouTubeの「子供向け配信」に規制が掛かりつつある。アメリカやイギリスで、あまりにも子供向け動画の再生回数が上位を独占しやすい傾向を持っていることが問題視されているのだ。例えば8歳のユーチューバーであるライアン・カジ君の“おもちゃを紹介する動画”は大評判となり、なんと2年連続でユーチューバーとしての“稼ぎ頭”となってしまった。わずか8歳の少年だが、その広告収入は28億円を超えているのだ。これはどう考えたってよろしくない。彼自身のためにも良くないし、彼の動画に縋りつく広告主にも、その動画に洗脳されそうな子供達にも良くない。同じように自分目線で、子供が好む“ゲーム関連番組”を配信し始めた子供達が増えているらしい。莫大な広告収入を子供達の方が独占し始める可能性が出て来たのだ。それだけではなく、子供達に関しての個人情報の流出が生れる可能性も指摘され、その部分でも注意が促されている。そこで、今後は子供向け配信に関して、さまざまな規制の動きが本格化しようとしている。さて、ところ変わって日本の場合はどうなのだろう。日本では“憧れの職業”としてユーチューバーを揚げる子供達は多くなったが、まだまだ自分達から発信するところまではいっていないケースが多い。けれども「ユーチューバーアカデミー」が行っている“コンテンツ作り”に参加する子供達は急速に増え、関東だけで3000人を超す小学生が体験教室で受講している。ただ日本の場合は“金儲け”が目的ではなく、自分の“企画・作品”を世に送り出すという行為が目的で参加しているメンバーが多い。そういう意味では、日本の将来を担っているユーチューバーの多くは健全なのだ。一時期、子供達から“憧れの的”になっていた芸人たちは、ヤバイ金の問題が続いたことで、或る意味で子供達に“無言の戒め”となった。アイドル達もあまりに増え過ぎたことで自然淘汰され始めた今日、子供達は将来の「活躍すべき場」をどこに求めてさまよい続けるのだろうか。
犯罪捜査という点にかけては、日本よりもアメリカの方が圧倒的に進んでいるような印象を受ける。「日本」はどうしても“管轄地域”の問題や“持効性”の問題や“担当異動”の問題などあって、さ 続きを読む
ノーベル平和賞が「日本原水爆被害者団体協議会」という“難しい名称”の団体に贈られた。世界中で「核兵器のない世界」を訴えてきた功績のようである。日本人でもほとんどの人が良く知らない団 続きを読む
人間の“評価”というものは難しいものだが、世の中の“8割方の人たち”というのは“マスコミ”とか“口コミなどの世論”とか“自分以外の物差し”を使って、その人を評価しようとする。つまり 続きを読む
いまも続いている“ウクライナ”と“パレスチナ・ガザ地区”の紛争。こういう地政学的な紛争(戦争)は今後もそう簡単に無くなる気配はないが、それによって失われていく世界の“経済的損失”は 続きを読む
誰でも、自分の未来が“良いもの”であって欲しいと思う。それは万人に共通している。ただ、それが“万人にやって来るか”というと、それは違っていて、やって来る人もいれば、やって来ない人も 続きを読む
人はときどき「あれれ…」という驚きの気持ちで記事を読み進めることがある。そりゃそうだ。なにしろ、今わたしが居住しているマンションというのは「白石警察署」の“斜め後ろ”の位置にある。 続きを読む
近年、静かなブームとなっているのが「ボディビル」だ。昨日、ボディビル界のレジェンドである49歳の木澤大祐氏が初優勝した。20年間、常にファイナリスト入りしながら優勝は出来ずにいた。 続きを読む
どういう分野でも、常に“高み”を目指している人は居る。もう“知り尽くされている”ように視える事柄でも、それに満足しない人たちによって“新たな技術”とか“製法”とか“発見”とかがなさ 続きを読む
今年ほど「日本の“円”」が右往左往している年はない。大体がいつもは“一方方向”へと、ちょっとずつ引っ張られていくことが多いのだ。それが今年は“あっち”へ行ったり“こっち”へ行ったり 続きを読む
通常の事業と違って“高齢者施設”とか“介護施設”とか“児童保育”など公共性の強い事業の場合、或る程度、その地域における行政機関が“一定の基準”を設けて監督・指導する義務があるよう私 続きを読む