ドイツの公共放送ZDFは6月29日のW杯ロシア大会における“サッカー解説者”クラウディア・ノイマン女史に対して、ソーシャルメディアで繰り返し中傷したとして二人のネットユーザーを刑事告発した。解かりやすく言うと、女性がサッカー解説することに批判的だった男性達を“女性差別だ”として刑事告発したということだ。普通の日本人なら「刑事告発?」の部分でギョッとなる。そこまですることだろうか。確かに“性差別”はいけないが、どちらかと言えば男性的なスポーツであるサッカーに対し、女性解説者を起用していることに批判的な男性達がいたとしても、まあ大目に見るべきことのような気が私にはする。最近、欧米では、この種の出来事が多いような気がする。男女平等を叫ぶのは良いが、すぐに“対決姿勢”で挑むのは大人げない気もするのだ。それに“男女平等”と言いながら、その一方では痴漢被害防止対策としての「女性専用車両」が各地で設けられ始めている。ところが、それでは“不平等”という意見もあって「男性専用車両」も設けるべきだという要望が多くなってきた。そして、アンケート調査では男女とも半数近くがこれに賛成している。う~ん、男女がそれぞれの車両に分かれて乗る時代がやって来るのか。私にはアラビア圏で行われている“男女別々の部屋”が連想される。同じ家族でも“男子の部屋”と“女子の部屋”に分かれていて、入り口も別々で、簡単には顔も合わせられない、という閉鎖社会。イスラム原理主義はサウジアラビアの“女性の車免許”だけでなく、あらゆる面で“男女不平等”である。その結果としての“別々の部屋”なのだ。そういう社会を“時代遅れ”と思っていたのが我々ではなかったのか。その一方で、女性解説者に対して“揶揄する発言”を刑事告発までして“平等化”しようとする。それぞれ、男女には先天的な違いがあり、だからこそ“男は女を求め”、“女は男を求める”形が続けられてきた。過度な“男女平等”は“同性愛”を助長することとなって「女性専用車両」では女性同士が抱き合い、「男性専用車両」では男性同士が抱き合い……ということにならなければ良いのだが。
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む
東京都が開始した独身者向けマッチングアプリ「TOKYO縁結び」が好評のようだ。9月から利用開始となったのだが、既に1万2千人が利用しているという。「都」という信頼できる自治体が提供 続きを読む
「死を選択する」という権利は“ある”ようで“ない”とも言えるし“ない”ようで“ある”とも言える。このほど英国で「終末期成人法案」という名の“安楽死法案”が、賛成多数で可決された。国 続きを読む
お隣の国「韓国」は、さまざまな意味で“興味深い国”だが、大統領が変わるたび、その前の大統領が刑事事件で告発されるなど、われわれ日本人の感覚からすると“不透明な国”という印象が強い。 続きを読む