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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


暑さに弱かった⁉米Amazon「EV配送車」火災


あまり知られていないことだが、EV車つまり電気自動車が普及しない理由の一つに、われわれ人間と同じように「暑さに弱い」という意外な理由があるようだ。アメリカのヒューストンでAmazonのEV配送車両が並ぶ路上で突然、火災が起こった。配送車が勝手に炎上しだしたのだ。まだ正式な原因は解からないのだが、もしかすると36.6度という猛暑が原因かもしれない、と言われている。つまり充電ステーションに近いEV車は、暑くなりすぎると発火してしまう可能性があるというのだ。実際、今回の火災だけでなく、5月にはマンチェスターでもEV車両で同様な火災事故があり、一昨年にもカリフォルニアで同様な火災事故が起こっている。どうも充電器というのは熱波に弱い機器のようだ。その影響もあるのか、一時期、未来の救世主のように考えられたEV車だが、いま一つ普及していない。もちろん価格的に高いという問題や、走行距離が限られるという問題や、充電ステーションが少ないなど、解決できていない問題が多いことも理由だと思うが、火災事故につながりやすいとなれば根本的な見直しが求められる。人間も暑さには弱い。近年はどこでも35~6度程度では驚かなくなった。40度でも、まあ一応ニュースとなるくらいで、まだまだといった状況だ。さすがに45度を超えると、それだけで大きなニュースとなる。もし、そういう事態となっていったらEV車両は大丈夫なのだろうか。まあ人間でも大丈夫ではないから、EV車両はもっと大丈夫ではないかもしれない。日本の車両メーカーの多くは、ことEV車両に関しては中国などに出遅れた…ということで心配されていたが、かえって出遅れていたことで、もしかすると、安全性の高いものの開発に先行して恩恵が得られるかもしれない状況になってきた。世の中というのは解からないもので、何でもそうだが、ライバル勢に先行していれば良いと限ったものでもない。慎重に開発を進めることで高評価を得られる場合だってある。最先端のものばかりが評価されがちな傾向があるが、多少、開発が遅れても“安心・安全”で世界に迎え入れられる技術こそ、わが日本の誇りなのかもしれない。
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