加害者であることの自覚、被害者であることの自覚、その両方がない事件というものが稀にある。警察に「不審者」の通報が入る。署員がいくと、真夜中のビニールハウス内に怪しい人影。問いただすと「修行中です」との答え。真冬なのに上下のスエットのみ、コートもなく、バックもなく、何一つ持っていない。修行中なのだが寒さに耐えられず、暖を取るため、ビニールハウス内に入ったということらしい。十代半ば。何んと丸刈りの少女。これはますます怪しい。ということで詳しく事情を聴くことに…。そこで語られたのは何とも奇妙な話で、少女は本気で「闇の中を見る修行」をしていたらしい。なぜ、そんなことをしているのかと言えば“霊能力者”になるためだった。う~ん、待ってくれ。実は、母親から勧められての“霊能力者入門”。母親が信じ切っている霊能力者のお宅で、住み込みでの修行中。丸刈りは「修行に集中させるための行為」として、暴行ではないと霊能力者(?)は主張している。う~ん、困った。だから少女は通っていた高校も止めてしまった。種々な“修行”によって、腕には傷が残っていた。青森県おいらせ町の警察としては仕方がないから、その傷と丸刈りを“暴行”として自称・霊能力者と、その信者である少女の母親とを昨日逮捕した。被害者の少女は、しかし、被害者としての自覚はなく、自分が寒さに耐えられず、ビニールハウスに入ったことが、結果的に先生と母親とを“悪者”にしてしまったという思いがある。何しろ、本気で「闇の中を見る修行」をしていたのだ。う~ん、三人とも重症。一時期、この手の宗教団体が流行していた。集団催眠のような状態で、奇怪な行為でも、正しいと信じて行うようになる。「闇」は見えない方が良い。「霊」さんには早く“あの世”へ行って、大人しくしていてほしいものだ。
わたしはどちらかというと「災難」に関しては、あまり心配したためしがない。というか「よけいな心配をしても始まらない」という気持ちが強い。どんな人間でも“不慮の災難”は避けようがない。 続きを読む
引っ越しによって家具調度品だけでなく“家電類”もいろいろと変わった。特にエアコンは引っ越しでもしなければ北国の家庭ではあまり変えない。なぜ「北国」と念を押すのかといえば、通常、北海 続きを読む
わたしが今日あるのは、あの社長のおかげだといって良い。「あの社長」の名前を出しても、たぶん誰も知らない。大体がわたし自身“下の方の名”は忘れてしまった。小さな町工場の“しがない社長 続きを読む
引っ越しをすることで、予期せぬモノにいろいろとお目に掛かる。昔のホロスコープや手型の記録もそうだが、今度は28年前に私自身が“自分の引っ越し”に関して、風水家相的な観点から記録発表 続きを読む
今回の引っ越しにおいて、わたしは“優雅であること”にこだわった。だから、多くのヨーロッパ家具を求め、それも17世紀~18世紀に使用されていたような雰囲気のモノを求めた。その結果、そ 続きを読む
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昨日は「すばらしい部屋」に泊った話を書いたので、今日は「風水・方位はあなどれない」という話を書きたい。個人的な話になるが、わたしは数日前に“お引越し”をした。同じ札幌市内ではあるが 続きを読む
皆さんは一流ホテルの「スィートルーム」に“泊った”ことはあるだろうか。ほとんどの方がないに違いない。何しろ本当は“超お高い”のだ。実は訳あって先日その「スィートルーム」に泊らせても 続きを読む
どんな人でも“老いる”のは嫌だ。けれども、老いは確実に近づいてくる。そういう時、人は何をするのか。その一つの答えのようなものとして俳優・仲代達矢氏は舞台に立っている。もう90歳とい 続きを読む
最近「日本は遅れている」という記事を眼にすることが多い。なんでも“早ければ良い”というものでもないが、やはり「遅れている」よりは「先んじている」方が何となく気持ちが良い。そういう点 続きを読む