「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


本名→芸名→本名に「改名」して俳優とし再起‼


名前というものは奇妙なもので、いったん、その名前が定着すると、人は“その人”を「そういう名前の人」として認識する。そして、その“名前と本人のイメージ”が一致している場合、その名前はずっと記憶に残る。その名前と本人のイメージが“一致しない”と記憶に残らないばかりでなく、芸能界などでは活躍できないケースが多い。昔「ほっしゃん」というピン芸人が居た。奇妙な名前だが、この名前でわれわれは、この人物を記憶した。それは多分“イメージが一致していた”からに違いない。ところが、この「ほっしゃん」は“芸人”から“俳優”へと足場を変え、それに伴なって名前も「星田英利」に改名した。改名はしたのだが、実は“この名前”は本名に戻したに過ぎなかった。元々、彼の芸能人としての出発点は“コンビで行う芸風”で二人で活動していた。ところが相方が単身、東京に何も告げず出ていって、ひとり関西に残った彼は“ピン芸人”に変わらざるを得なくなった。そのためコンビ名は使えなくなり、結果として、それまで“愛称”として呼ばれていた「ほっしゃん」をそのまま芸名に変えたのだった。こうしてピン芸人ほっしゃんは誕生した。ところが、2014年になって急きょ彼は芸名を変えた。何のことはない“本名”の「星田英利」に戻したのだ。それは“ピン芸人”世界への決別の意味もあった。こうして、あたらしい俳優としての星田英利が誕生した。ただ、それ以降の4年間で俳優としての仕事はゼロに近かったという。それでもアルバイトをしながら何とか生活を維持した。数日前、彼は昔から知っている芸人が開設しているYouTube動画に出演した。そこで現在は俳優・星田英利として着実に仕事が出来るようになったことを報告している。テレビに出なくなっても俳優として舞台に欠かせない存在となることが出来れば、役者として十分仕事を継続していける。わたしの観るところでは、ゼロに近かったという4年間が、彼を俳優として芯のある役者に変えたのだ。おそらく徐々に役者として際立つ存在へと変わっていくことになるだろう。本名から受けるイメージは、今の彼に相応しいとは必ずしも言えないが、少なくとも“そこ”にもうピン芸人としての「ほっしゃん」は居ないのだ。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言