現代は良い意味でも悪い意味でも“記録”が残る。ましてや芸能界のようなところで仕事をしていれば、過去の“記録”や“記憶”は一生ついてまわる。本人はもちろん、世間という“一般の人々”にも残りやすい“記憶”というものはある。そういう意味で芸人・小峠英二氏は、いつの間にかTVのバライティ番組では欠かせないタレントの一人となった。自分の立場をわきまえ、出過ぎず、必要に応じて“笑い”を引き出す存在として好感が持てる。しかし、同時にこの人には一時期、恋人同士として“世間公認の仲”となっていたタレント坂口杏里氏のイメージが付きまとう。もう破局報道があってかなりの年月が経つが、それでも、その坂口杏里氏の“話題”や“ニュース”が飛び出すたび、なぜか一緒に想い出されてしまう。昨日、その小峠氏は「RIZAP」新CM発表のゲストとして呼ばれていた。記者からの公開質問で飛び出したのは、またしても坂口杏里氏のことだった。昨年から何度も「芸能界復帰」を希望するメッセージを発信している。だれに向けてのものなのか、どこに向けてのものなのか解からないが、自ら飛び出していった芸能界に戻りたい願望を持っているようだ。そういう場合、もう別れてずいぶん経っているのだから、その質問を遮ったとしてもかまわない。或いは、軽いジョークで交わしたとしてもかまわない。例えば「あんこは好きなんですけど、杏里の方はちょっと…」などと言っても良いわけだ。けれども、小峠氏は「なんかね、一応、ネットニュースとかの情報しか知らないけど…」と前置きして「復活するなら頑張りやいいんじゃないですか」と、ちょっと距離を置きながらもエールを送る回答をした。この言葉の中に、彼の“やさしさ”や“思いやり”があふれている。そして彼が当時は恋人として“真摯に付き合っていた”ことを物語っている。別れて後、彼女はホストと交際し始め、AV女優に転身し、さらにはキャバクラのような水商売に向かった。どう考えても、小峠氏にとって“苦々しい報道”ばかりだった。どの仕事も我が侭から長続きせず、また芸能界に戻りたいといっている。公・私とも“救いようのない存在”なのだ。それでも、彼は彼女を一言も“悪く”言わなかった。そこに、この人の“懐の深さ”があふれている。きっと、今日の“栄光”を掴むまで苦労したに違いない。そういう人だけが持っている「思いやり」なのだ。
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む