現代は良い意味でも悪い意味でも“記録”が残る。ましてや芸能界のようなところで仕事をしていれば、過去の“記録”や“記憶”は一生ついてまわる。本人はもちろん、世間という“一般の人々”にも残りやすい“記憶”というものはある。そういう意味で芸人・小峠英二氏は、いつの間にかTVのバライティ番組では欠かせないタレントの一人となった。自分の立場をわきまえ、出過ぎず、必要に応じて“笑い”を引き出す存在として好感が持てる。しかし、同時にこの人には一時期、恋人同士として“世間公認の仲”となっていたタレント坂口杏里氏のイメージが付きまとう。もう破局報道があってかなりの年月が経つが、それでも、その坂口杏里氏の“話題”や“ニュース”が飛び出すたび、なぜか一緒に想い出されてしまう。昨日、その小峠氏は「RIZAP」新CM発表のゲストとして呼ばれていた。記者からの公開質問で飛び出したのは、またしても坂口杏里氏のことだった。昨年から何度も「芸能界復帰」を希望するメッセージを発信している。だれに向けてのものなのか、どこに向けてのものなのか解からないが、自ら飛び出していった芸能界に戻りたい願望を持っているようだ。そういう場合、もう別れてずいぶん経っているのだから、その質問を遮ったとしてもかまわない。或いは、軽いジョークで交わしたとしてもかまわない。例えば「あんこは好きなんですけど、杏里の方はちょっと…」などと言っても良いわけだ。けれども、小峠氏は「なんかね、一応、ネットニュースとかの情報しか知らないけど…」と前置きして「復活するなら頑張りやいいんじゃないですか」と、ちょっと距離を置きながらもエールを送る回答をした。この言葉の中に、彼の“やさしさ”や“思いやり”があふれている。そして彼が当時は恋人として“真摯に付き合っていた”ことを物語っている。別れて後、彼女はホストと交際し始め、AV女優に転身し、さらにはキャバクラのような水商売に向かった。どう考えても、小峠氏にとって“苦々しい報道”ばかりだった。どの仕事も我が侭から長続きせず、また芸能界に戻りたいといっている。公・私とも“救いようのない存在”なのだ。それでも、彼は彼女を一言も“悪く”言わなかった。そこに、この人の“懐の深さ”があふれている。きっと、今日の“栄光”を掴むまで苦労したに違いない。そういう人だけが持っている「思いやり」なのだ。
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む