「親子」とか「兄弟」とか「配偶者」とか、いったん“縁故関係”が成立した間柄というのは、実質的にその関係性が失われたとしても妙な形で付き纏う場合が多い。昔から「血は水よりも濃い」というが、最初から「水」だったのに、イメージとしての「血」がいつまでも作用し続けるケースもある。昨日、元光GENJIの大沢樹生氏と女優・喜多嶋舞氏との間に出生したことになっている長男22歳が、交際女性を「窒息死させようとした」ということで逮捕されていることが明らかになった。この長男というのはDNA鑑定によって、父親であった大沢氏との“親子関係不一致”が証明されている人物で、つまりは父親以外の男性と母・喜多嶋舞氏との性交渉で妊娠した児である、と法律的には判定が下っている。したがって、大沢樹生氏と喜多嶋舞氏が既に離婚している今、完全に“赤の他人”つまり「水」なのだが、世間のイメージとしては未だに「血」の関係として扱われ、昨日のニュースも喜多嶋舞氏の写真ではなく、大沢樹生氏の方の写真が使われていた。“とばっちり”としか言いようがない。このようなケースは、よく初婚の時の元配偶者が犯罪や事件を起こしたようなときとか、十代半ばで家を飛び出し音信も途絶えていた息子や娘が事件を起こしたようなときにも起こる。或いは交流のない義兄弟とか、親戚が事件を起こしたようなときにも起こる。大沢氏の事務所では「こちらには警察からも連絡がありませんので答えようがありません」とのコメントを出したが、もっともなことである。もはや何のゆかりもない。それでなくても彼は、DNA鑑定をしたことで勝訴したのに“悪者”のように扱われた。今になってみれば、あの時「水の関係」になっておいて良かった…と胸を撫で下ろしているに違いない。なにしろ22歳の長男は相当な“ワル”である。日本に戻ってすぐに知り合った女性宅に転がり込んで“ヒモ生活”をしながら、酒を飲むとDVを繰り返したのだ。こんな息子と“血が繋がっていたなら”今頃、大沢氏自身も大バッシングを受けていたことだろう。それにしても、大沢氏の額中央の髪際付近にはホクロがある。これは公的な履歴上の問題、或いは家系系譜上の問題に巻き込まれやすいことを意味する。未だに「光GENJI」としての“十字架”を誰よりも引き摺っているのは彼なのかもしれない。
今日から「紀州のドンファン」と呼ばれた野﨑幸助氏(享年77)の“覚せい剤中毒死事件”で逮捕された須藤早貴の裁判が始まる。2021年4月に逮捕されてから3年以上経過して、やっと開始さ 続きを読む
石川・丹羽・舟橋……と書いて、それを「石川達三・丹羽文雄・舟橋聖一」と当てられる人が居るなら、相当な文学通に違いない。いずれも昭和初期から中期にかけて活躍した作家たちだからだ。しか 続きを読む
ときどき「時代と運命」というものを考える。昔だったら“恥ずかしいこと”とか“イジメられそうなこと”とかが、いまや“個性”として受け入れてくれる多くの人たちがいる。時としては、それが 続きを読む
2024年上半期の「バー、キャバレー、ナイトクラブ」の倒産が、過去10年で最多の件数になっているという。「夜の街」が衰退し始めている…というのだ。実質的には“コロナ禍”の時からの現 続きを読む
わたしは子供の頃から「お化け」的なものが苦手だった。20代から30代にかけては、不思議と“そういうもの”に対してミステリーの一部として探求心が強まり、嫌ではなくなったが、どういうも 続きを読む
近年の中国における若い起業家や芸能人などを観ていて「欧米的になったな」と感じることが多い。中国でも韓国でも、ドラマなどでは“富裕層”を題材にしたものが多いが、そこに登場する近年の“ 続きを読む
奈良県の国道沿いにある「コメダ珈琲店」で5日の白昼に殺人事件が起きた。上空からの映像を見ても、店の敷地面積は広く、かなりの大型店である。最初は中年女性が首を刺されて救急搬送された… 続きを読む
近年、驚くほど多くの日本人サッカー選手が海外で活躍している。男女とも、そういう時代になった。ドイツの2部リーグで活躍していたMF田中碧氏が英国の2部リーグであるリーズからオファを受 続きを読む
世の中にはさまざまなことを“自称する人”が居る。自称しても、それが特別世の中に“危害をもたらす”ことでない限りは、なんとなく傍観されるか、無視されるだけで済む。ただ、その自称する人 続きを読む
どうもスッキリとしない「疑惑潔白会見」だ。総合格闘家の平本蓮氏が弁護士二人を同席して“薬物疑惑”を真っ向から否定した。そもそもの告発者が、身内側ともいうべき格闘家の赤沢幸典氏から出 続きを読む