JRは「北海道新幹線」の一番のネックと言われていた“時間の短縮”を本気で考え始めたようだ。現在のままだと東京―札幌間は5時間半くらいかかると言われ、それなら飛行機が良いかなと、誰でも思ってしまう。特にビジネスマンはそうだ。そこで利用者を増やすには“時間短縮”が絶対の条件なのだが、昨日、新たに浮上したJRの計画では《東京―札幌間》を4時間半で到達するように改良するという。これなら利用価値がある。私のように、札幌駅までなら歩いても行ける距離に住んでいる者にとって、東京駅まで4時間半で行けるなら、こんな便利なことはない。ただ問題は、その開通が2030年まで待たなければならないことだ。う~ん、ずいぶん先だな。それまで生きているかなあ。いや生きてはいるかもしれないが、新幹線で東京に行けるほど、元気だろうか。とにかく《東京―札幌間》4時間半はぜひ達成してもらいた。その日の朝に札幌を出発して、昼間には東京に着いているなら、3泊4日くらいでも相当有効に使える。今だと朝に自宅を出発しても、新千歳から旅立つまで半日くらいかかる。実際に東京都内のホテルに落ち着くのは夕方になる。元々、方向音痴のところがある私は、見知らぬところを探し回るのが苦手である。あれこれと乗り物を乗り継いでいくというのも面倒なのだ。そういう点でも、駅から駅までは大変に都合が良い。帰りにお土産をたくさん買っても、新幹線なら持ち込めるだろう。ビジネスのための旅行は嫌いなので、どこでもそうだが基本的に旅行はのんびり気ままな観光が良い。せめて、あと5年くらい前倒ししてくれると良いのだが…。十代で初めて一人で東京へと行った時、何の目的も持たず、ぶらぶらと日々を過ごした。そうしたら、上野駅に預けていた荷物が閉鎖時間となって取り出せなくなった。仕方がなく、上野公園に行ったら、変なおじさんが声を掛けて来て“変なこと”をされた。本来なら“忌わしい記憶”のはずなのに、なぜか今は懐かしい。十代半ばで若かった私は“変なおじさん”にとっても輝いて見えたに違いない。
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