私の懸念していたことが奇妙な形で実現しつつある。「豪」→「比」と続いた自然災害。その次の“自然災害”発生を「 」として、それが台湾か、日本か、ロシアか…と記しておいた。もちろん、中国も意識していたのだが、その“自然災害”が予期せぬ形で猛威を振るっている。これを自然災害と観て良いかは微妙だが、とにかく新型肺炎コロナウィルスの感染が止まらない。一番の問題は治療薬が見当たらないことで、急拡大していく中で早急な対策が求められている。北京大学の教授による推計では既に5500人もに感染している可能性があるという。公式な発表では23日午後3時までで876名、死者26名なのだが…。日本でもすでに感染者が出ている。ただ“死の病”ではない。重症となれば、その可能性もあるということ、さらに適切な治療薬が見いだせていないということ、丁度、中国の春節時期にぶつかったことで、一気に世界に広がる可能性が危惧されているだけだ。今回に関しては、各国とも対応が早く、今のところ一気に世界に広がる懸念は少ない。私は、もしこれが“自然災害の一種”と扱えるなら「豪」の森林火災も「比」の火山爆発も、その国の災害に留まっているので、同じように「中」の“新型ウィルス”に留まるような気がする。けれども、問題は“そこで終わるのか”ということだ。こういうものは体験的にいうと半年間くらいは連鎖する。したがって、もう一ヵ所くらいは“何らかの形”で起こって来るだろう。運命学を志す人にとって重要なのは、こういう一見関係ないような出来事を“共通パターン”として瞬時に把握できるかどうかなのだ。自然界の出来事というのは、ランダムに起こっているように見えながら、必ず、何らかの法則性を持っている。それらを的確に把握できれば、極端なことを言えば「占い」など知らなくても、占うことが出来るようになる。元々が古代の“賢人”と呼ばれた人には、そういう意味での予見能力を持っていた人が多かったような気がする。
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