私事での必要性から、現代の“葬儀”や“お墓”に関して、その専門家や担当の方から、いろいろな違いや事情をうかがってきた。そういうことに関して、これまで深く調べたことがなかっただけに、現代的な“在り方”についても考えさせられたし、実に“さまざまな形”が存在していることを改めて知らされた。私個人は両親を早くに亡くしているので、自分自身ではそういうことに直接タッチせず今日まで来ていた。だから昔の“一般的な形”しか知らなかった。日本人の場合、こと「冠婚葬祭」に関しては“昔ながらの風習”を、そのまま引き継いできたものが多い。近年に至って、家族制度が大きく変貌し、経済事情も加わって「冠婚葬祭」全体が簡素化され始めている。考えてみれば「婚」の部分だって、私自身は最初の時は簡素ながらも教会で式を挙げたが、二度目の時には入籍だけで済ませた。私の方はそれで良くても、妻の方は“心寂しかった”に違いない。ただ冠婚葬祭は時代とともに変遷していくもので、何が“正しい”とか、“望ましい”とか、一概に言えるようなものでもない。昨日は“終戦記念日”だったが、海外の戦地で亡くなられた方々は、遺骨の収集さえも十分でなく、今日を迎えている。ヒロシマやナガサキの方々にしてもそうだろう。人は、それぞれの状況の中で“精一杯の儀礼”を果たすしかないのが実情なのだ。運命学上では、生きている者のことを“陽者”とし、亡くなっている者のことを“陰者”とみなす。したがって、我々の住まいは「陽宅」と呼ばれ、故人の住まいは「陰宅」と呼ぶ。当然、陰宅は“墓標”を指す。また仏教徒であれば“仏壇”も加わる。神道の方であれば“神棚”も加わる。つまり、そういう信仰を持っていた方の場合は“仏壇”や“神棚”が、日頃の死者と生者を“繋ぐ架け橋”となる。自宅に“仏壇”などない場合は“墓地・墓標”が“死者の住まい”であり、同時に“架け橋”となる。よく“宗教儀礼”にことのほかうるさい人がいるが、形式で“故人が悦ぶ”わけではない。その時における“精一杯の儀礼”や“心からの供養”こそ、双方にとって“魂安らぐもの”として受け入れられるに違いない。
今から28年前にも“似たような災害”があった。その時には87人が死亡した。今回は現在までの報告だけで72人の死亡だが、実際にはもっと増えていくに違いない。スペイン東部バレンシア自治 続きを読む
選挙前に、マスコミは耳にタコができるくらい「裏金」「裏金」と騒ぎ、その結果が功を奏したかのように与党は大敗した。ところが、今になって“怪しい雲行き”が生じてきている。結果全体で視れ 続きを読む
近年、各地で書店が続々と姿を消している。都会はそうでもないのだが、地方都市などはじわじわというペースで“その地域から撤退”という形に追い込まれて来ている。つまり「本屋さんのない街」 続きを読む
選挙の結果は、予想以上の与党の惨敗、野党の大勝という結末となった。野党が全体的に得票数を伸ばしたが、実際に集計結果をよく見て観ると、同じ野党でも比率的に“もっとも票を伸ばした党”は 続きを読む
ここ15年の内で、最高の離職率なのだそうだ。21年度に“新卒”として入社した人たちの離職率が34.9%になった。つまり、学校を出て社会人として“会社員”としてのスタートを切っても、 続きを読む
奇妙なことがあるものだ。アメリカではここ数日“半導体関連株”の勢いが戻っている。とうとう半導体大手エヌビディアの時価総額はアップルを抜きトップに躍り出ている。10月に入って18%も 続きを読む
昔は、政治家として成功するための三要素として「ジバン」「カンバン」「カバン」が必要だと言われた。ジバンとは「地盤」のことで“地元の人脈”を意味する。カンバンとは「看板」のことで“地 続きを読む
今日はプロ野球の「ドラフト会議」の日だ。この日を境として、それまでの“アマチュア球児”たちが「プロ野球選手」へと変貌していく。言ってみれば「運命の日」だ。今年は実力派の選手が多いよ 続きを読む
今回の選挙で、俗にいう“裏金問題”が影響して「自民党」からではなく「無所属」として立候補することになった東京17区の平沢勝栄元復興大臣。その平沢氏は、昔から“庶民派”ということで広 続きを読む
米動画配信大手であるネットフリックスが先頃2024年7月~9月の決算内容を発表し、売上高、最終利益、有料会員数ともに“過去最高”になったと報告した。それだけ「ネットフリックス」の名 続きを読む