ガンとなった夫に対して献身的に看護していた歌手のmisono氏が、自らも「メニエール」という病にかかってドクターストップが掛かったと告白した。それに関連して、メニエール病に苦しむ芸能人たちの名を列挙している報道があった。misono氏以外にも、ハイヒール・モモコ、GENKING、オール阪神、今井翼、相田翔子、美保純…などの諸氏の名があった。確かに多い。数年前に亡くなった私の義母もこの病気に苦しんでいた。私の占いのお客さんで、以前は健康だった人が、ストレスの多い職場で途中からこの病気を発症し始めた。病状としては回転性のめまい、耳鳴り、吐き気などの症状が表れやすいが、何がきっかけで出てくるか解からないところが、この病気のやっかいなところのようだ。こういう第三者から見て、形としては捉えにくい病気は理解されにくい。本人も、いつ発症するか解からないだけに、思い切った行動がとれない。実は、こういう病気は「占い」の方でもなかなか捉えにくい。まだ「うつ病」等の神経系が少しでも絡む病気の方が判別しやすい。その対処法も、正直なところ、占いでは今のところ手出しのしようがない。内臓系のハッキリとした病気、外科手術を必要とする病気、特殊体質からの慢性病、突発的なケガや事故の可能性…これらに関しては、それなりの判断方法と対処法がアドバイスできる。けれども、この種の身体部位の特定が難しい病気、発症理由のよく解からない病気、対処法の難しい病気に関しては、実質的に「占い」では対応できない。正直、医療以外では神仏に頼るしかないような気もする。世の中には“治りにくい病気”が沢山あって、そういう人達の多くは神仏を頼る。あちこち、お参りに行ったり、願を掛けたり、お祓いしてもらったり、お札を貰ったりする。神仏の中には「これこれの病気に効く」と評判の神社や寺院がある。人は誰でも、医療では治らない病にかかると神仏を信じるようになるのだ。一時期は霊能者とか超能力者とかいう人達に縋る人も多かった。けれども最近は、そういう意味で“奇跡を起こす人”が居なくなった。マスコミもそういう人物を扱わなくなった。実際、そう宣伝している人の多くは“エセ能力者”である。残念ながら、本当に“奇跡を起こせる人”など、日本に数人いれば良い方であろう。占いでもマスコミがこぞって宣伝している占い師に“ろくな占い師がいない”のと同様、本当に力を持った霊能力者や超能力者は大げさなことなど謂わず、自らの使命として着実に人助けを重ねているに違いない。
彼がTVに出始めた頃、わたしは彼の発言に対し「それはないだろう」と思うことが多かった。それに、どこか人間としての“冷たさ”を持っているようで、その部分も私には好きになれなかった。た 続きを読む
たまたま2人の人物の新刊書と、それにまつわる自伝的なインタビュー記事を目にした。その一人は元将棋棋士の桐谷広人氏であり、もう一人は元プロレスラーの赤井沙希氏である。元棋士7段であっ 続きを読む
「北朝鮮」という国は、ほんとうに解からない。11月29日は北朝鮮で航空隊が創設された記念日「航空節」だが、それに合わせて金正恩氏と“その娘=ジュエ”氏とが空軍司令部を訪れたと報道さ 続きを読む
通常、政治家が“新党”を結成すれば、なんとなく一時的ではあっても“新鮮な雰囲気”が漂うものだ。ところが、今回の新党結成の記者会見は、そういう“新鮮さ”というものがまったく感じられな 続きを読む
単身者や核家族が多くなったことで、ペットを飼う人たちが増えている。犬や猫だけでなく、近年は“さまざまな生き物”をペットとしている例が多い。彼らのほとんどは、そのペットを「家族」とし 続きを読む
ときどき歴史上の人物が、歴史遺産的な事柄に対して貢献していた事実を知る。今回の貢献も、地味だが貴重な貢献と言える。ユネスコの「世界の記憶」国内候補として文部科学省が「三種の仏教聖典 続きを読む
人は最終的に“自分の居場所”を求めて生きて行く。どんなに恵まれた環境でも、そこに“自分が居ない”と思えば、その中で“倖せ”を実感することはできない。人は、本能的に“ここが自分の居場 続きを読む
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昔から「死人に口なし」というが、わたしは前から疑っている。ほんとうは死人でも“口がある”場合があるような気がするからだ。特に、殺人事件とか予期せぬ事故に巻き込まれるとかして亡くなら 続きを読む
作家の伊集院静氏が亡くなった。わたしがこの人に注目したのは、彼がまだ作家デビューしたての頃、たまたまその履歴に作詞家としてのペンネームがあり、その名の方で想い出す作品があり「おもし 続きを読む