NHKの社会派番組「アナザーストーリーズ・運命の分岐点」のMCレギュラーとして女優・沢尻エリカさんが抜擢された。採用側のコメントとして「波乱万丈な人生にも負けないタフさを持っている」ことが第一の理由として挙げられている。確かに、一時期のバッシング合戦は相当なもので、芸能界に“居場所はないのか”と思わせるほどであった。多分“美人で生意気”な雰囲気が、サラリーマン男性たちに“自分の職場にもいる生意気な女性”を想起させ、必要以上のバッシングへと発展したのだ。けれども、彼女は“自分を見失わなかった”。ここが重要なのだ。世の中には「できる」ことで、必要以上に批判を受けやすい人たちがいる。或いは「正直すぎる」ことで、必要以上に反感を買いやすい人たちがいる。予期せぬ批判やバッシングで、自分を見失い、自信を失って、孤立していくケースも多い。元々は優れた素質や能力を持ちながら、性格的な弱点を持っているために、周囲から孤立し、卑屈になって、二度と這い上がれなくなってしまう人達も多い。或る意味で、沢尻エリカさんはそういう人たちの鏡であり、自分を見失わなければ「運命」は必ず、その人にふさわしいステージを用意しているものなのである。ただ、沢尻さんがそうであったように、本当の意味で“幸運”がやってくるのには、少しだけ時間がかかる。それを忍耐強く“待つ”ことも、人生には必要なのだ。波乱万丈な人生は、その人に“人間的な深み”を与える。それは波乱のない人生では身に着けられないものである。つまり、将来の財産となる。“低空飛行”の期間も、決して無駄ではないのだ。
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む