昨日、市川海老蔵氏と小林麻耶氏の双方から「一年祭」の報告がなされた。仏式の“一周忌法要”に当たる神道式の儀式である。享年34歳の若さで逝った小林麻央氏の夫と実姉とから、それぞれ別に報告されていたことが印象的である。しかも、夫・海老蔵氏からは「麻央が残してくれた二人の子供と懸命に生きていきたい」とのコメントが添えられてある。それに対し、麻耶氏の方に自らのコメントはない。海老蔵氏は歌舞伎役者であるから、本来なら早い段階での“再婚”が望まれる。けれども“闘病中の小林麻央氏”には日本中から沢山の声援者たちがいた。亡くなった現在、その声援者たちは“海老蔵一家”の声援者となり、その子息たちも含めての応援者となっている人たちが多い。つまり、以前なら海老蔵氏は「市川海老蔵」個人として、舞台に立てばそれで良かった。けれども今は、そうではない。母を亡くした“子供たちの父親”としての振る舞いが“声援者たち”から要求されている。それは実姉である小林麻耶氏にしてもそうである。妹の療養中は“母替わり”として子供たちに接することが出来た。けれども、声援者たちは今、麻耶氏に“伯母さん”を要求する。もはや“母替わり”にはなれないのだ。だから、心を鬼にしてコメントを控える。海老蔵氏と麻耶氏との関係も微妙になった。本来なら、もっと接近して良いのだが、おそらく海老蔵氏の母親とか親戚とかがそれを許さない。何となくの雰囲気で、二人も、それを察知している。それらもあって、本来は“女好き”だった海老蔵氏だが、今は“父親”を前面に出さなければならない。現代は、著名人とファンとの垣根が明瞭ではない。その私生活もすぐに知られがちである。そして、私生活そのものが“ファンを作る”場合もある。時としてそれは多大な収入源にさえなる。けれども、同時にそれは、自らの私生活を“売る”ことにもつながる。誰も悪くはないのだが、ネットによる私生活が“晒される社会”は、あまりにもたくさんの犠牲を生んでいるような気がしてならない。
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む
東京都が開始した独身者向けマッチングアプリ「TOKYO縁結び」が好評のようだ。9月から利用開始となったのだが、既に1万2千人が利用しているという。「都」という信頼できる自治体が提供 続きを読む
「死を選択する」という権利は“ある”ようで“ない”とも言えるし“ない”ようで“ある”とも言える。このほど英国で「終末期成人法案」という名の“安楽死法案”が、賛成多数で可決された。国 続きを読む
お隣の国「韓国」は、さまざまな意味で“興味深い国”だが、大統領が変わるたび、その前の大統領が刑事事件で告発されるなど、われわれ日本人の感覚からすると“不透明な国”という印象が強い。 続きを読む