最近、日本の各地で熊が出没している。目撃情報だけでなく、被害情報も多い。大昔、人間と熊には協定があった。ここからここまでは“熊さんの領域”、そしてここからここまでは“人間さんの領域”、そういう暗黙の取り決めがあった。だから、アイヌなどは“熊を守り神”とした。自分たちが生きていく上で“必要不可欠な存在”となっていたからだ。どちらもルールに従って生きていたからだ。ところが、ここに来て、その協定が破られようとしている。どちらが“破っている”のかというと、どちらも破っているのだ。人間が“熊さんの領域”にまで開発の手を伸ばしている。熊の方も“人間さんの領域”に踏み込んできている。双方とも協定破りなのだ。昨日、青森では“養蜂農家”がやられた。熊が人間さんが作った“養蜂箱”を壊してハチミツを食い荒らしたのだ。がさつな熊は、養蜂箱を乱暴に壊しながら「ハチミツが好きでねえ」とご機嫌だった。人間も時々、山奥に入って「山菜が好きでねえ」と勝手に採っていく。協定はどうなっているんだ。どちらからともなく、そういう声が上がっている。ここは一つ、双方から代表が出て“手打ち”と行きましょうか。誰かが提案し、みんな「そうだ」と声が上がった。ところが代表を誰にするか、双方ともに揉めているらしい。何しろ人間さんときたら銃を持っている。一方の熊さんの方もその爪と突進力はすさまじい。だからみんな「手を上げて」というと誰も手を上げず、それでは自分が…というと、みんな一斉に「私も…」と手を上げる。ん? 何かに似ている。では話し合いが上手く着いたら「ハチミツ」をご褒美ってことで、よろしく!
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どの世界でも「蛇の道は蛇」で、その世界だけでは知られている“裏方たち”がある。「同人誌」の世界で広く知られているのが新潟の有限会社「あかつき印刷」だ。元々が同人誌で描いていたことが 続きを読む