近年は体外受精による“妊娠・出産”もそれほど珍しいことではない。そういう話なのかと思っていたら、長野の病院で行ってきた“体外受精”は少し違っていて、夫が“無精子”と判明した場合、夫の父親、つまり義父が夫に代わって“精子提供者”となり、それを妻の子宮に移して妊娠・出産する形で、これまで173人の子供が誕生しているのだという。もちろん、夫と妻の“正式な実子”として産まれて来ることになる。誰もが思うように、これは事実上の“詐欺行為”であって“義父の児”を授かったに過ぎない。妖しい官能“近親相姦”小説によくある「実はお義父さんの児なの…」というやつと一緒のような気がするが、そういう“妖しい関係”とはならず「やっぱりお義父さんに似ているのねえ…」で留まるらしい。う~ん、本当なのだろうか。これが会社経営者の父親と専務の息子の関係で、嫁が苦渋の決断で“義父の精子”を受け入れ出産していたような場合、夫は同じ屋根の下で“自分の父親が生まれて間もない息子を抱く時”果たして平静でいられるものだろうか。無精子の自分よりも父親の方に“息子を差し出し勝ち”なようすを心穏やかに見ていられるものであろうか。父親は“孫”を抱いているのだが、明らかに“自分の後継者”となる、文字通り“血を分けた子”を抱いているわけで、それが“美しい嫁”の出産した子であれば、寄り添うのはしだいに“嫁の方”となり、専務である夫の方は“地方の支店長”を兼ねて単身赴任するようになってしまう。などという“妖しい妄想”がどうしても抜けない。時折、私のところにも“無精子ではない夫との体外受精”の相談を受ける。どうしても子供がほしい夫婦は意外なほど多いものだ。けれども、元々「子供運が良くない生まれ」の場合、無理に子供を作ることは“運命に逆らうこと”で、妊娠・出産しても、その後、子供の病気や子育てのことなどで“悩みを抱える”ケースは多い。「運命」は大いに“活用すべきもの”ではあるが、多数の相談例から“逆らうもの”ではないような気がする。
最近の日本は映画制作に巨費を投じれない。だから、もちろんバブル期のように「何十億円をかけて制作した映画」などと言うのは存在しなくなった。いま、これを行えるのはアメリカと中国以外には 続きを読む
70年代から80年代にかけて、或る意味で日本をリードしていた人物の一人が「アントニオ猪木」だった。その猪木氏が病魔と“闘う”ようになって何年もになる。一時的には極端に痩せ細って別人 続きを読む
世の中には「超一流の技術者」がたくさんいる。けれども、その多くの方々は“無名”である。特に著名な芸術作品と呼ばれるものの“精巧な複製品”を作ることは、よほどの“腕(技術)”がなけれ 続きを読む
昨日8月4日は“旧暦→太陰太陽暦”では「7月7日」に相当する。つまり“ほんとうの七夕”なのだ。日本では現在の“太陽暦”における「七夕」を重視する人々はいるが、天文学的には旧暦の方が 続きを読む
「運」というものは確かにある。例えば損害保険ジャパンで“企画”を担当していた人々がそれだ。この「コロナお見舞い保険」という商品は、昨年12月から販売を開始した。つまり、ようやく“コ 続きを読む
ほとんどの人は気付いていないが、ここ2週間ほど、激しく上下を繰り返している金融市場がある。“ドル円相場”の為替市場と、“原油相場”の先物市場だ。この二つは或る種の共通性と連動性があ 続きを読む
人は、忘れる。特に、私の場合は、忘れやすい。だから20数年前のことなど、憶えているはずがない。ここ最近、或る事情があって、クローゼットの中に仕舞ってある“各種資料”などの処分や整理 続きを読む
近年、右肩上がりで急速に増えてきている“病気⁉”がある。それが「発達障害」だ。ちなみに、何となくは誰でも知っているが、発達障害を正確に知っている方は意外に少ないかもしれない。発達障 続きを読む
たまに日本でも40度を超えるような地域があるが、“暑さの本場”ともいうべき中東では連日の40度越えが日常茶飯事だ。もちろん、その暑さは人間ばかりではなく野生の動物たちにだって、容赦 続きを読む
私個人は家具やインテリアなどの“アンティーク風”なものは大好きだが、“アンティーク”そのものは好きではない。自販機の場合は“アンティーク”とは呼ばず“レトロ”と呼ばれるが、意味合い 続きを読む