またしても、それは起こった。アメリカフロリダ州で起こった銃による“乱射事件”。舞台は3000名のマンモス高校だ。その日、校内で“消火訓練を行う”ことは事前に知られていた。予定よりは早かったが、発煙筒がたかれ、火災報知機がけたたましい音をたてた。誰もが“消火訓練”だと思い、教室から校庭へと飛び出してきた。そこで待ち構えていたのはガスマスクを着けて自動小銃を構えた青年だった。彼は校庭の生徒たち多数を撃ち殺したのち、各教室内へも入っていった。慌てて教室の扉を閉めようとした教師も犠牲となった。結局、17人が死亡し、40数名が病院へと運ばれた。犯人は取り押さえられたが、昨年トラブルを起こして退学した19歳の元生徒だった。彼は学友にも「人を撃ちたい」と言っていた。退学後、学校に対し“脅迫していた”との情報もある。孤独な生い立ちを持ち、養父母に育てられていたが、やがて二人とも死亡し、完全に独りとなって、最近は友人宅に身を寄せていた。SNSではベッドの上に沢山の銃や刃物を並べた写真を掲げて自慢していた。「自分の半自動小銃で人を撃ち殺したい」というメッセージまで投稿されている。正に「危険人物」だったのだ。しかも、アメリカが“病んでいる”のは、こういう人物が決して特殊な存在なのではない、という点だ。今年に入ってからだけでも、学生による銃撃事件は既に18件も起こっているのだ。つまり日常的に存在するのだ。1月23日にも、ケンタッキー州で15歳の生徒による乱射事件が起こっている。その時にも17人が死傷している。それでもトランプ大統領は「銃規制をしよう」とは言わない。“銃には銃で防御する”が、アメリカ人の発想なのだ。だから北朝鮮に対して「ミサイルを作るな」と言っても、ガンマンだらけの国の話など聴けるかと応ずるのも、その点だけで言えば理解できないことはない。アメリカは、どれだけ命を犠牲にすれば「武器よさらば」となるのだろう。
犯罪捜査という点にかけては、日本よりもアメリカの方が圧倒的に進んでいるような印象を受ける。「日本」はどうしても“管轄地域”の問題や“持効性”の問題や“担当異動”の問題などあって、さ 続きを読む
ノーベル平和賞が「日本原水爆被害者団体協議会」という“難しい名称”の団体に贈られた。世界中で「核兵器のない世界」を訴えてきた功績のようである。日本人でもほとんどの人が良く知らない団 続きを読む
人間の“評価”というものは難しいものだが、世の中の“8割方の人たち”というのは“マスコミ”とか“口コミなどの世論”とか“自分以外の物差し”を使って、その人を評価しようとする。つまり 続きを読む
いまも続いている“ウクライナ”と“パレスチナ・ガザ地区”の紛争。こういう地政学的な紛争(戦争)は今後もそう簡単に無くなる気配はないが、それによって失われていく世界の“経済的損失”は 続きを読む
誰でも、自分の未来が“良いもの”であって欲しいと思う。それは万人に共通している。ただ、それが“万人にやって来るか”というと、それは違っていて、やって来る人もいれば、やって来ない人も 続きを読む
人はときどき「あれれ…」という驚きの気持ちで記事を読み進めることがある。そりゃそうだ。なにしろ、今わたしが居住しているマンションというのは「白石警察署」の“斜め後ろ”の位置にある。 続きを読む
近年、静かなブームとなっているのが「ボディビル」だ。昨日、ボディビル界のレジェンドである49歳の木澤大祐氏が初優勝した。20年間、常にファイナリスト入りしながら優勝は出来ずにいた。 続きを読む
どういう分野でも、常に“高み”を目指している人は居る。もう“知り尽くされている”ように視える事柄でも、それに満足しない人たちによって“新たな技術”とか“製法”とか“発見”とかがなさ 続きを読む
今年ほど「日本の“円”」が右往左往している年はない。大体がいつもは“一方方向”へと、ちょっとずつ引っ張られていくことが多いのだ。それが今年は“あっち”へ行ったり“こっち”へ行ったり 続きを読む
通常の事業と違って“高齢者施設”とか“介護施設”とか“児童保育”など公共性の強い事業の場合、或る程度、その地域における行政機関が“一定の基準”を設けて監督・指導する義務があるよう私 続きを読む