6月17日、フィリピンの南部ミンダナオ島に「戒厳令」が出された。過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓うフィリピンの武装組織「マウテグループ」と治安部隊との間で戦闘が激化しているからだ。報道によると、マラウイ市の一部が武装組織側に占拠され、市民が人質として拘束されているらしい。フィリピンのドゥテルテ大統領は現地に乗り込んで“戒厳令を発令”、武装組織に対しては令状なしに捕まえられる特権を与えた。ただ強面で知られるドゥテルテ大統領だが“イスラム系過激派組織”には警戒心を強めていて、現地にシリアやインドネシアやマレーシアからイスラム過激派たちが続々集結しているので簡単には制圧できないとの認識を示した。実は、現在、本拠地では劣勢が伝えられるイスラム国だが、壊滅の方向に向かっているわけではなく、世界各地へ拠点を分散しようとしている形跡も窺われる。中でも、アジア最大の拠点にしようともくろんでいる可能性が強いのがミンダナオ島なのだ。なぜかというと、フィリピンは基本“キリスト教国”でありながら治安が良くない。彼らは明らかな“キリスト教国”に狙いを定めている。だから、イギリスやフランスが何回も狙われるのだ。次に、その周辺に“イスラム教国”が存在していること、これが重要なのだ。フィリピンの場合、インドネシアとか、マレーシアとか、イスラム教国と言っていい国が近隣にある。だから“新たな拠点”として使いやすいのだ。インドネシアやマレーシアは、本来は過激なイスラム教ではない。けれどもイスラム教国なので、過激派が紛れて生活していても目立たない。或る意味、知らず知らずのうちに“過激派集団”をかくまっている可能性すらもある。フィリピンを拠点にすれば、やがてはアジア全域に“イスラム原理主義”を普及させることが出来るかもしれない。それこそ、彼らの究極の目的なのだ。そういう意味では近年、経済的な発展が著しいマレーシアやインドネシアから多数の観光客が日本に訪れているが、その中に“過激派組織の人間”が紛れ込んでいる可能性もないとは言えない。罪もない市民を巻き込む“悪い奴ら”を、やすやすと日本に上陸させてはならない。
作詞家や作曲家は自分の死後も「作品」が形となって生き続けていく。そういう点で、素晴らしい仕事だと思う。映画や小説もそうだが、自分自身が“この世”から消えても、自分が心血を注いだ作品 続きを読む
ひとは“或る目的”のためには、その長い年月の労力をも惜しまない。毎日、毎日、地下に潜っていって、トンネルを掘り続ける作業も“偉業達成”のためには仕方がない。その地下18mまで降りた 続きを読む
ときどき報道番組などで“限界集落”と呼ばれるものがクローズアップされる。そういう時、一時的には誰もが関心を示すが、要するにそれで終わって、やがてその記憶も薄れていく……。そういう町 続きを読む
走行中の車が対向車線方向に向かってノロノロと動き出す。その車に向かって、一人の女性が叫びながら走り出す。明らかに何らかの異常事態が発生。女性は必死に叫びながら、車を押し止めようとし 続きを読む
エンゼルスの大谷翔平選手が日本人最速の100号ホームランを記録した。文字通り、日本でもアメリカ大リーグでも「二刀流として大活躍」である。前にも書いたことがあるが、私は彼がまだプロ野 続きを読む
ことわざの中には、すぐ納得がいくものもあるが、なかなか納得のいかないものもある。例えば「人を呪わば穴二つ」ということわざも、なかなか即座には同意しがたい。人は誰でも、理不尽な眼に逢 続きを読む
どこか「マスクをしていたのに感染した」という現象と似ているような気がした。「防犯カメラ」が設置されているのに、万引きをする人たちが減らない現象だ。何気なく“万引きGメン”によって摘 続きを読む
わたしは元々あらゆる動物の“保護活動”というものを疑問視している。大自然の生態に対して、人間が「手を加えようとする」こと自体が“神の領域”を犯すことになるような気がするからだ。自然 続きを読む
富山市の「空港スポーツ緑地」と呼ばれる公園内に、その木はある。樹齢40年以上の木だが、その周囲で特別“大きい木”というのでもない。たくさんの木が植えられていた中の一本に過ぎない。誰 続きを読む
5月9日、ニューヨークで行われたオークション会場で落札された故マリリンモンローの肖像画「打ち抜かれたマリリン」はアメリカ人の描いた作品としてはもっとも高額な250億円で落札された。 続きを読む