地震予知の一つとして、昔から伝えられているものに「地震雲」の存在がある。今回の熊本地震でも14日に撮影されたと思われる「地震雲」が、何枚かネット上で投稿されている。通常の雲とは違って、上空一直線に“亀裂が走ってでもいるかのような”形状に出現するのが「地震雲」だ。したがって、これは明らかに“地震を予告する雲”なのだが、その地域の上空にしか出ないことと、大地震の直前(早ければ3日前、遅ければ数時間前)でなければ出ないこと、実際に上空を観察していないと見逃しやすいこと、必ず出るという保証もないところから、公式には採用されることなく現在に至っている。けれども、学術的な“地震予知の専門家たち”が束になっても、何億という国家予算を投じても、今のとこと科学的予知が不可能に近い現状を見ると「地震雲」の研究に国家予算を投じるべきと思うのは、私だけなのであろうか。私は若い頃、ホロスコープから“予知が出来ないものか”といろいろデータを集めたが、残念ながら確かな手ごたえを見いだせなかった。実は2003年以降、急速にM6以上の大地震が増えている。世界的に見ると年間25回以上もある。今年は特に多い。日本時間の時系列で並べると2016年4月10日午後7時にアフガニスタン北東部M6.6の地震、4月13日午後11時にミャンマー中部M6.9の地震、4月14日にインドネシアのバヌアツM6.5の地震、4月14日午後9時に日本の熊本M6.5の地震、続く15日にM6.4、16日にM7.3と続く。さらに4月17日午前8時に南米エクアドルM7.8の地震…これら一連の地震の連鎖は何を物語るのか。無言で消えていく「地震雲」は何を予告しているのか。
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たまたま2人の人物の新刊書と、それにまつわる自伝的なインタビュー記事を目にした。その一人は元将棋棋士の桐谷広人氏であり、もう一人は元プロレスラーの赤井沙希氏である。元棋士7段であっ 続きを読む
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