以前から述べているように「姓名」の吉・凶は、多くの占い師が血眼になる“画数”にあるのではない。ただ“画数”はともかくとして、姓名が“個々の運命”に対して不可思議な作用を持っていることは事実で、その典型のようなケースが26日に公表された。それは三菱UFJファイナンシャル・グループの交代人事で、来年4月1日から現・社長が会長へと退き、新たに現・三菱UFJ銀行頭取である「三毛兼承(みけ・かねつぐ)」氏が、新たな社長として就くことになったからである。この人、なかなか“珍しい名前”をしている。パッと見だと、どこまでが“姓”で、どこからが“名”なのか判別しにくい。また読み方も「みけ・かねつぐ」とすんなり読みにくい。こういう名前は、だから最初は困惑するが、いったん憶えると忘れない。そこで本題なのだが「三毛」とは文字通り“三本の毛”であろう。もう少し言えば“三毛猫などのように異なった三色の毛”という原意となる。だが実際には、人間は毛の色が異なることはないので“三つの血統を引く”という解釈の方が真実に近いだろう。つまりは元々そういう家系なのに違いない。そして名の方は「かねつぐ」である。これは当て嵌める漢字を換えれば「金継」となって“金銭を扱う後継者”の意となる。彼は初代の社長ではなく、現社長から引き継ぎの社長である。現頭取という役職も、初代ではなく引き継いだ形で就任している。三菱UFJファイナンシャル・グループという企業は、当然グループ会社で元々は“東京三菱銀行”&“日本信託銀行”&“UFJホールディングス”という別々の銀行が一体化して出来上がった企業である。つまり“三つの血統”を引き継いで誕生した企業なのだ。もちろん、三毛氏は“三つの血統”を引き継ぐ企業に就職したわけではない。彼が役職に就くような時代になって変貌したのだ。そして、今回も、元々彼は社長と頭取を“兼務”していたわけではない。結果的になぜか来年4月からは“兼務する”形となった。そして名は「兼承(かねつぐ)」である。兼務することが義務付けられている名前だ。そして「承」には“継承”の意がある。つまり、彼は自らの後任に対しても、そういう形(兼務する形)を受け継がせることだろう。こうして“三つの血統”を引き継いで誕生した会社を、それも「金銭(かね)」を扱う会社を次期社長として“受け継ぎ”、さらに“頭取”と“社長”の二刀流を後任にも“受け継がせていく”役割として、まるで前世から備わっていたかのような形で、彼は誕生し、命名されたのだ。
通常の事業と違って“高齢者施設”とか“介護施設”とか“児童保育”など公共性の強い事業の場合、或る程度、その地域における行政機関が“一定の基準”を設けて監督・指導する義務があるよう私 続きを読む
人間というのは、本人が「自分のことを一番よく知っている」と思いがちなものだが、こと“自分の魅力”というものに関しては、明らかに“他人からの眼”からの方が的を得ていることが多いものだ 続きを読む
昨年の7月にススキノで猟奇的な「首狩り殺人」が行われた事件で、共犯容疑で逮捕された母親の公判の中で承認に立った父親が提出した田村瑠奈被告と父親との“録音された会話内容”が大変に興味 続きを読む
いつも思うことだが、人間というか、人類というか、決して生命体としての「地球」に勝つことなど出来ない。人類はほんとうに“ひ弱”で、地球に“手も足も出ない存在”だということを再認識する 続きを読む
やや奇妙な形で“石破新政権”が誕生したかと思ったら、日本テレビとフジテレビが相次いで、新首相が30日に「衆議院解散の意向を表明する」との一報を流した。ほんとうなのだろうか。二つのテ 続きを読む
わたしがあえてここで述べる必要がないほど俳優の神田正輝氏の“衰え”は目立った。元々が“端正な外貌”であっただけに、近年における“その衰え”は異様なほどであった。だから、経済的な心配 続きを読む
奇妙な形で“石破自民党総裁”が誕生した。わたしは8月15日の時点で次のように書いている。《「先天運」として、その可能性(首相になる可能性)があるのは、小泉進次郎氏と石破茂氏と茂木敏 続きを読む
最初、新庄監督が「日ハム」で“監督として再出発をする”と知った時、だれもが「大丈夫か」と不安に思った。なぜなら彼は、最初の年「勝つことは考えていない」というセリフを発して関係者に衝 続きを読む
人は不条理な逆境に置かれたとき、どうやって自分の“生きる支え”を見つければ良いのか。そのヒントをこのニュースは教えてくれる。1948年に起こった“一家4人殺傷事件”で、当時23歳だ 続きを読む
世界的な経済の指標の一つに「フィラデルフィア半導体指数」と呼ばれるものがある。「SOX指数」とも呼ばれるが、要するに今の世の中を、或る意味で牛耳っている「半導体」の“勢いを数字化し 続きを読む