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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


百戦錬磨の猪木も「病魔」に対しては苦戦中⁉


70年代から80年代にかけて、或る意味で日本をリードしていた人物の一人が「アントニオ猪木」だった。その猪木氏が病魔と“闘う”ようになって何年もになる。一時的には極端に痩せ細って別人のようになり、だれもがもうダメか……と思ったものだが、そこから立ち上がっていくのが“燃える闘魂”らしい部分だ。昨日、久しぶりTVにビデオ出演したらしい。痩せ衰えていた時期に比べれば、一応元気だが「病魔」との闘いは続いている。彼が“もう死にそうな時”に、私は「運気的にはまだ死期ではない」と断言した。正直、内心では「もうダメだろう」と思っていた。だから「運気的には…」と付けておいた。まあ“気休め”のようなものである。ところが“死神”のような姿から実際に猪木氏は蘇えった。そういう時、私は改めて“人間の星”を感じる。やはり“星の力”には、人間は勝てない。この場合なら、星の力があれば、人間は死なないのだ。ただ“世界中の強豪”と戦ってきた猪木氏も、どう出て来るかわからない「病魔」との闘いは難しいらしく、未だに苦戦し続けている。それでもプロレスラーに短命な人が多い事実から考えると、この人は長命である。観相学的にいうと、この人は法令線がクッキリと長い。一時期に比べれば“薄れてしまった”が、本来の法令線は大変クッキリとして長かった。法令線は一名「寿帯」とも言って、寿命の長さにも関係がある。より厳密に言えば、その人の“仕事寿命”と関係が深い。つまり、齢を取っても第一線で働き続けなければならない人は、本質的に長くクッキリ刻まれることになっている。そういう点から言うと、猪木氏が自らの「カッコ悪さもさらけ出して生きていくのが、今の自分の役割……仕事である」というふうに悟っているのがたいへんに良い。寿帯を活かす意味で大変に良いのだ。つまり、猪木氏自身が“現在の姿”を曝け出すことが“いまの自分の職務である”と意識している限り、寿帯は彼を死なせない。これは一般の方でも同様なので、法令線がクッキリ長い方は、基本的に“自分の役割”“自分の使命”“自分の職務”を果たし続けている限り、そう簡単には死なないのだ。法令線のクッキリと長くない方、法令線そのものが存在していない方、こういう方は大きな病気に掛かるとあっさりと死ぬ。特に、これまで健康であまり病気をしてこなかったような方の場合、予期せぬ形から大きな病気に掛かると、これまでの健康がウソのようにあっさりと死んでいく……。
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