われわれは人生の中で何度か“瞬時の判断”をしなければならないことがある。その“瞬時の判断”で、一人の命が救われることもあるが、同時に“二人の命”が失われてしまうこともある。近くの子供が川に流されたと知った時、あなたは瞬時にその川へと飛び込み助けに向かうだろうか。もちろん、誰もが“助けてあげたい”と思う。けれども、川の状態によっては自分も溺れてしまうのだ。或いは追いつけないかもしれない。こういう時、迷ったなら飛び込まない方が良い。実際、こういう形で何人もの大人が犠牲になっている。だから、泳ぎに自信があって、生命力に自信がある人だけが、その勇気を持つべきだ。子供の日に、大分県の大野川では「どんこ釣り大会」というのが行われる。近くに住む医師の宇野克彦氏は「子供が流れている」という叫びを耳にして、迷うことなく、その方向へと飛び込んだ。そして100mほど泳いで少年に辿り着き、その子を抱えるようにして岸へと向かった。こうして少年は無事救助された。私は大昔、一度は室蘭のイタンキ浜の崖っぷちで滑り落ちるところを救助され、もう一度は登別の地獄谷でこれまた滑り落ちるところを救助された。いずれも若い男性で、無言のまま去っていった。この医師にしても瞬時の救助で、少しでも迷いがあれば、少年に追いつけなかったことだろう。彼自身、このまま自分も溺れてしまうのではないか、という恐怖が一瞬過ぎったという。それでも、一人の命を救いえたのは、日頃から“命を救う仕事”をしているからなのか、それとも、その勇気を神が認めたからなのか、誰にも解からない。
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