2019年4月1日というのは「令和」の元号が制定された日だ。その日以前に「令和」と名の付く企業名はゼロであった。そして現在「令和」を含む企業名は400社以上に増えている。10月17日の時点では431社であるらしい。今後も増えていく可能性が強いという。確かに「明治乳業」とか「大正薬品」とか「昭和電工」とか、元号を含む企業名というのは意外なほど多い。しかも大企業として未だに命脈を保っている。それに元号発足の年に起業したなら、それを社名に使うのは単純だが判りやすい。ただイメージ的に捉えると「令和」は、あまり活発な印象を受けない。したがって活発な職種ではない方が適しているといえそうだ。画数的には「13画」で“人気数”とも呼ばれる。それらを合わせると、あまり活発ではないが接客や販売などで人気を得られるような事業職種が良いということになる。そういう点も考慮し、総合的な画数も考慮し、ゴロや字形の印象も合わせて選出すると「令和書店」「令和薬品」「令和治療院」等の企業名は成功率が高いと思われる。これらは“活発”な業種ではない。それでいて接客や販売を必要とし、人気にも関係がある。しかも、ゴロも良く、字形による見た目の印象も良い。こういった社名を用いて起業するなら、上手くいく確率が高いだろう。現在の431社の中に同一の社名があるかどうか知らないが、もしあれば十年後も“命脈を保っている”企業となるだろう。企業名で重要なのは、誰でも読めて、誰でも書けて、一度接すると忘れにくく、その業種に相応しいイメージを与えてくれる、ということだ。「トヨタ」や「ホンダ」が“世界企業”となりえたのは、憶えやすいからでもある。何回聴いても忘れてしまうような企業名は、それだけで“世界企業”として失格なのだ。「令和」の元号に変って、密かなブライダルブーム、万葉ブームが訪れているという。確かに最近、和歌や俳句が見直されてきている。占いも「墨色占い」など古典的なものが流行れば良さそうな気もするが、昔、墨色で部屋が汚されてしまった経験を持つ私としては、やっぱり「墨色占い」はみんなが早く忘れてくれた方が…。
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