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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


私の予告通り「1ドル→140円時代」やって来た


昨日、為替レートで1ドルが140円を超えた。私が何か月も前から予告していた通りの展開だ。むしろ、少し遅かったくらいなのだ。一時期、130円台で膠着していた“ドル円相場”だが、ここに来てにわかに動き始めた。おそらく、再びマスコミは“悪い円安”と騒ぐことだろう。確かに急激な“円安の進行”は良くない。けれども、じわじわと動くのであれば“円安”は「日本」にとってプラスに働く。なぜなら外国人観光客を“大幅に受け入れる”態勢を整えた矢先の“円安”は「インバウンド需要」を呼び起こすことは間違いがないからだ。外国人頼みだった観光業、ホテル産業、飲食業にとっては、コロナの終息など待っていられない、というのが本音ではないだろうか。「日本」が外国人を“受け入れる態勢”へと切り替えることで、彼らには久しぶりの活況が戻って来るのだ。彼らだけではない。実は“円安の進行”は、単なる観光だけではなく、バイヤーとしての“海外の富裕層”から観ると、さまざまな“日本の商品・製品・不動産”が「超お買い得品」に視えるのだ。円の価値が下がったことで、あらゆる日本国内の“高額商品”が超安値で売られていると感じることだろう。だから、実際のバイヤー(ハゲタカ軍団とでも呼ぼうか)にとっても魅力的な商品は山ほどある、ということになる。商業ビルや観光型ホテルや住宅・マンションの不動産も例外ではない。また日本には海外へと輸出する“製造業”と呼ばれる業種の企業が山ほどある。これらの企業にとって、円安の進行は“打ち出の小槌”なのだ。もちろん各種食料品などの原材料が値上げラッシュとなっている。これから季節は「冬」に向かうが、そうすると当然ガソリン価格や灯油価格の上昇が徐々に庶民の暮らしを圧迫してくる。それでも輸出企業の多い「日本」にとっては収益面でプラスが多い。国内産業にしても大量に外国人がやってくれば、自然と経済・流通は活発となってプラスへと転じていく。もちろん“コロナの終息”も大事なのだが、先の見通しが利かない状態では、いつまでも「鎖国状態」を続けていても仕方がないのだ。いまや世界各国が“自国の観光”に力を注いでいる。「超円安」というだけで、外国人には「超おいしいものがたくさん食べられ、高価なお土産が安く変える国」として魅力的に映る。われわれが海外に行く場合でもそうだが、通貨の安い国は“買い物天国”になる。黙っていても“観光をしない観光客”がやって来るのだ。
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