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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


終わりではなく始まり「西日本の豪雨災害⁉」


わたしが気候変動現象から予感した「西日本の豪雨」について書いたのは6月10日だった。つまり、今年は西日本の日本海側の地域が特に“気象災害”を受けやすいこと、それもスコールのような感じで突然やって来る集中豪雨によって浸水するとか陥没するとか土砂崩れが起こるとか……気象予報士でもなかなか予測しがたい形での豪雨被害が起こりやすい。特に台風でもないのに強風を伴う形で突然やって来る集中豪雨は防ぎようがない。それゆえ前もって背後に山の斜面がある住宅などは要注意が必要な年なのだ。ここ数日、実際に西日本では“それに近い大雨”がやってきた。実際に予想が現象化したことで、お終いのように思う人がいるかもしれないが、実はこれからが本番とでもいうか、ここ数日の現象はまだまだその序曲に過ぎない。こういう、面白くもない現象を予感するのは気が重いが、今年の場合はエルニーニョ現象の変形が根本にあるので、日本ばかりではなく世界各地域において大規模な気象変動の作用を受ける。こういう年はだから一方で“熱波”が襲い、その一方では“大洪水”が襲う、というような対比的な現象が生じやすい。もしかすると日本列島の中でも、そういった“まばらな気象状態”としてほぼ同時にやって来るかも知れない。極端な現象として出て来るのが特徴なので、同じ一日のうちでも“真夏”と“真冬”を同時に体験するような強烈なスコールの後の熱波とか、雹や霰が降った後の熱波とか、気象予報士泣かせの天気が訪れる日が多いものと思われる。もっとも、その代わりというべきか“大きな地震”に襲われることは少ない気がする。近年の日本列島に対しての雨の降り方は、昔のように“通常梅雨”の振り方ではない。じとじとと長雨として続く降り方ではなく、場所や地域を限定し、集中して一気に襲ってくる降り方なのだ。したがってどうしても災害を引き起こしやすい。もう、穏やかな情緒豊かな「日本の夏」は消えて行ってしまったのだろうか。
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