山口県警は5日、先月10月26日未明に自宅の倉庫で、出産したばかりの我が児の頭部を投打して殺害した容疑で会社役員の二家本佳代子(41歳)を逮捕した。26日の朝に一緒に暮らしている容疑者の父親が倉庫内で血まみれになっている娘と出産したばかりの男児を発見、すぐ119番通報して緊急入院となった。産まれたばかりの男児は1時間後に死亡、その母親である娘の方は5日になって体調回復して退院したところを逮捕に踏み切った。容疑者は出産した男児を殺したことを認めている。何んとも哀しいニュースだ。まだ、よく解からないことが多い。容疑者の父親が発見後すぐ119番通報しているところから、彼は娘が出産間際であることを知らなかったか、少なくとも何故、自宅の倉庫で出産したのかを知らなかった。つまりは事件に直接的な関係はないと思われる。容疑者は会社役員で社長らしい。したがって出産費用がなかったとか、堕胎費用がなかったとかいうたぐいの事件ではない。容疑者が結婚しているかどうかについては不明である。父親と同居し、父親が発見しているので、現状では未婚か、離婚後に出戻ったか、どちらかのような気がする。一部ネット情報には、容疑者にはすでに子供が居て、それも複数との情報もあるが、真偽のほどは解からない。ただ一般的に言えば、意図的に病院以外で出産する場合、出生児の父親が子供を認知しないケースが多い。父親であってはならない人物が父親である場合もある。母親は、その児を産みたくなかったのであろう。でなければ出産直後に自分の手で殺せない。余程、産みたくない気持ちが強かったのだ。それなのに堕胎をしなかったのは何故だろう。気付いた時には遅かったのか。いずれにしても、同居する父親にも知られず、独りで出産するのは勇気がいる。もし計画的であったとすれば、自宅倉庫内で一人で出産し、殺害し、どこかに埋めてしまえば、何も無かったことに出来る。同居していても、父親が妊娠に気付いていなかった場合には、その可能性が強い。容疑者は小さくても会社役員である。それなりの常識は身についている。単独での出産がどれだけ危険か、多少、甘く見ていた可能性もある。おそらく強引に出産したことで、出血が止まらなくなったのだ。それでも、最後の気力を振り絞って出産したばかりの子は叩きつけ殺害した。そして、その後気を失ったのだ。そうしなければならなかった“哀しい事情”が秘められているに違いない。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む