「日経平均」は昨日、30年半ぶりの“3万円台”を終値でも付けた。私は去年から「日経平均」が今年3月末まで3万円台に到達すれば、すぐではなくても必ず“バブル期”につけた38900円という最高値を更新するようになる、と言ってきた。それが2月中につけたのだから、“日本経済の復活”がますます早まって来たということになる。よく「実体経済と離れすぎている」という人が居るが、株価というのは“先を行く”ものなので、今の実態にそぐわないからと言って、現実を反映していないとは言えない。丁度、例えば手相を観て、太陽線や水星線の出現で「必ず成功して財産も得られる」と予言するのと同じようなもので、先行する“指標”として捉えれば不思議でも何でもない。その因果関係を科学的に証明することは難しいが「予兆」という現象は何にでもある。例えば「気象予報」だって、予兆の一つには違いない。今、強風や豪雨のど真ん中にあるとしてもこれまでの“経験知”である予想図から3時間後には「晴れる」と予想するのは難しくはない。それとまったく同じで、今30000円台に達したということは、やがて“バブル期を抜く”ようになると予測するのは、そうならないと予測するよりも自然なことなのだ。問題は「いつ抜くのか」に興味は移ってきた。これまでだと“8900円分の上昇”には時間が掛かった。ところが、去年11月から「日本株」は急速に勢いづいた。それまでの“行きつ戻りつ”の繰り返しが嘘のように“一気に進む形”へと切り替わった。でなければ、こんなに早く3万円台に到達できなかった。そういう点を踏まえると、案外早く、その時期はやってくる可能性がある。もっとも、それにはひとつ条件があって、アメリカ株が“崩壊しなければ…”なのだ。アメリカ株が“世界の株価”を牽引していることは誰も否定のしようがない。しかも「日本株」は、アメリカ株の影響を大変に受けやすい。奇妙なことに、アメリカ株が急落するような場合、本家アメリカの株よりも「日本株」の方が大きく下がる。日本国自身の経済状況などお構いなく、アメリカさんからの影響をもろに受けてしまうのが「日本株」なのだ。今だって「日本株」が急速に上昇したのは、アメリカ経済が立ち直っていく“幻影”に乗っかっているからだ。では、もしアメリカ株の影響以外で「日本株」が急落することがあるとすれば、それはいつなのか。それは周りの誰もが「株を買い出した時」に尽きる。そうなると必ず「バブル」となるからだ。つまり、マスコミが騒いでいる内は心配いらないのだが、マスコミではなくて周りの人たちがみんな「株」を求めだした時、それは“急落”が忍び寄っている時だと思った方が良い。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む