「黄色靱帯骨化症」という難病でプロ野球選手を3年前に引退した人物がいる。巨人軍の越智大祐氏だ。ところが週刊誌の報道では、彼が奇妙な「婚約不履行」で訴えられるらしい。毎年、巨人軍は宮崎にキャンプを定めている。そのキャンプ地は身体づくりをするところだが、2011年に彼は頻繁に繁華街へと出かけていて、キャバクラで一人の“魅惑的な女性”と出逢う。店の中だけでは飽き足らず、彼は彼女に個人的な交際を求めた。けれども彼女は報道などで、彼が既に既婚者であることを知っていて、店以外の交際を拒絶した。ここまでなら、プロスポーツ選手の場合、よくある話で特別問題はない。ところが、彼はその後も執拗に彼女に交際を迫った。「私、不倫はしない主義なの」彼女は何度もはねつけた。実は彼女も既婚者だった。2014年になって、彼は「オレは離婚したよ。もう不倫にはならない」と再び彼女の前に現れた。この年、彼は病気で本来の投球が不可能となり、解雇通告に近い引退へと追い込まれるのだが、年初には元気で彼女の元に通い詰めていたらしい。そしてとうとう彼女は根負けし、陥落した。交際は一気に深まり、彼女も“本気”になった。その年の冬、彼は彼女に求婚をした。プロ野球界を引退し、宮崎へと引っ越して来た。「だから、お前も離婚して正式に一緒になろう」そこまで言われると、さすがに彼女の心も動いた。迷った末に彼女は夫と別れる決心をし、実際に2015年12月、籍を抜いた。ところが離婚していたはずの彼だが、元妻から頻繁に電話が掛かってくる。そして何度も東京へと舞い戻る。2016年の夏、彼女は友人と一緒に彼を問い詰める。彼は「離婚していなかった」と白状する。そして宮崎から消えた。これが「婚約不履行」に該当するのかどうか微妙ではある。彼女も交際開始時に既婚者だったからだ。ただ自分は離婚せず、相手に離婚を迫るのは“クズ中のクズ”である。訴えられて当然である。実は越智氏には、以前から暴力団がらみの「闇スロット疑惑」が囁かれている。多分、文春はこちらの方が“本丸”なのだ。犯罪に指を染めやすい生年月日の四柱命式であることが、私には気になる。
彼がTVに出始めた頃、わたしは彼の発言に対し「それはないだろう」と思うことが多かった。それに、どこか人間としての“冷たさ”を持っているようで、その部分も私には好きになれなかった。た 続きを読む
たまたま2人の人物の新刊書と、それにまつわる自伝的なインタビュー記事を目にした。その一人は元将棋棋士の桐谷広人氏であり、もう一人は元プロレスラーの赤井沙希氏である。元棋士7段であっ 続きを読む
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単身者や核家族が多くなったことで、ペットを飼う人たちが増えている。犬や猫だけでなく、近年は“さまざまな生き物”をペットとしている例が多い。彼らのほとんどは、そのペットを「家族」とし 続きを読む
ときどき歴史上の人物が、歴史遺産的な事柄に対して貢献していた事実を知る。今回の貢献も、地味だが貴重な貢献と言える。ユネスコの「世界の記憶」国内候補として文部科学省が「三種の仏教聖典 続きを読む
人は最終的に“自分の居場所”を求めて生きて行く。どんなに恵まれた環境でも、そこに“自分が居ない”と思えば、その中で“倖せ”を実感することはできない。人は、本能的に“ここが自分の居場 続きを読む
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作家の伊集院静氏が亡くなった。わたしがこの人に注目したのは、彼がまだ作家デビューしたての頃、たまたまその履歴に作詞家としてのペンネームがあり、その名の方で想い出す作品があり「おもし 続きを読む