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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


露ウとも「プライドを捨て」妥協点を見出すべき


ウクライナのゼレンスキー大統領が23日に記者会見を開き「平和が実現するのであれば大統領を辞任する用意がある」と述べたらしい。今日でロシアのウクライナ侵攻が始まって丸3年になる。正直、どちらも“攻めあぐんでいる”という印象で、このままでは長引くばかりだ。両軍とも死傷者は数十万人とされ、長引けば長引くほど死傷者の数が増える。どちらにとっても「早く終わらせたい」意識は当然持っている。ただ、こういう場合“国家のプライド”“大統領のプライド”が邪魔して、自ら“終わる形”を見つけ出すことが難しい。或る意味では、そういうタイミングの中で「米露の協議」が実現した。もちろんウクライナ抜きでの協議では“和平の協議”になっていないが、とりあえず“その前段階”としては意義がある。とにかく無駄に“死傷者を増やしていく”ことだけは避けた方が好い。ゼレンスキー大統領が「平和が実現するのであれば…」と条件を付けたうえで、自らの辞任を表明したのは、大きな進歩だと私は思う。どういう切り口からだって良いのだ。戦争はなるべく早く終結させた方が良い。いまの時代は、昔と違って“戦争によって領土を拡大していく”時代ではない。国境付近の“小競り合い”は仕方がないとしても、本土というか、完全なる境界線は“踏み越えないこと”が世界の平和を維持していく上では必要なことのようなきがする。そういう意味では、もう“和平の実務交渉に入って行くべき”時期に来ていると思う。大昔、アメリカとソ連(ロシアの前)が対立していた時「007」というスパイ映画が誕生して世界的に大ヒットをした。世界が“二大強国の均衡で保たれる”というふうな意識が、あの時代にはあった。それが今はアメリカと中国に変ったかのように見えたが、どうも最近は、そうとも言えないようで、実際のところ“アメリカ一強”の構図としては“あまり面白くない”構図に変わってきている。どこか、いままでとは違った国が力をつけて「新しい時代が始まった」と誰もが感じられる時代が、来てくれた方が、まだ何となく“世界が平和になりそうな”そんな気がする混沌とした“まとまりのない時代”になった。
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