スペイン人がブラジル人を“人種差別”する。それは、日本人の感覚からすると“なぜ”なのか、よくわからない。けれども、実際に長時間それを受け続けると、涙を流して抗議するのも当然のような気がする。そういうサッカーの試合が数日前にスペインで起こった。ブラジル人MFのエベルトン・ルイスによると、相手チームのファンが90分間にわたって人種差別的な挑発行為を繰り返したという。場内アナウンスで警告が何度か流されたが治まらなかった。たまらず彼は、試合後にファンの客席に駆け寄り、逆に中指を立てて挑発した。そして、涙を流しながら会場を後にした。近年、政治の世界をはじめとして“異民族”に対しての拒絶反応が世界的に強まっている。スポーツの世界にだけは持ち込まれないかと思っていたが、どうもそうではないらしい。サッカーでも野球でも、チームプレーの世界では、時折それが前面に出るらしい。確かにオリンピックなどでは、国別の対抗戦ということもあって、どうしても“異端の人種”に違和感を持つ。それは仕方がない。けれども、国別の対抗戦ではない競技においても、人種や民族の違いを持ち出されてはたまらない。例えばアメリカの野球・大リーグなど、現在は中南米からの異人種が大多数である。近年では日本人などアジア系の選手も多くなった。日本の国技・相撲だって、今ではモンゴルの力士が大多数となっている。サッカーのファンは、元々“お行儀”が悪い。かつて日本人の中村俊輔氏や川島永嗣氏も、同じような人種差別を受けている。中村氏は「お前は黄色だからな」と監督にからかわれ、川島氏は東日本大震災の直後「フクシマ」「フクシマ」と連呼され、試合中に涙を流した。或る選手は「実力があっても、日本人にはなかなかチャンスが回ってこない」と嘆いていた。何十億というお金が動く世界だが、それだからこそ十分な働きが出来なければ、“人種差別”の本能が罵倒を浴びせる形で“こだま”するのだ。
米動画配信大手であるネットフリックスが先頃2024年7月~9月の決算内容を発表し、売上高、最終利益、有料会員数ともに“過去最高”になったと報告した。それだけ「ネットフリックス」の名 続きを読む
10月15日に戸建て住宅に押し入って、そこの住人に暴行を加えて死亡させ、現金20万を奪って逃走した容疑者の一人が、その途中で“犯罪に加担する”バイトだと気付いたが、相手に自分の“個 続きを読む
今日10月20日で上皇后美智子さまが90歳を迎えられる。最近、骨折をされたそうだが、現在は回復されリハビリ中であるらしい。年齢が行くと誰でも骨がもろくなる。言ってみれば“骨折しやす 続きを読む
17日の午後に7歳の男児が静岡市内の交番に1人でやって来たという。小学1年生の男児は怪我をしていて、対応した警察官に対し「車とぶつかったけど、相手が居なくなってしまった」と訴えた。 続きを読む
世の中は変わっていく。だから、その変化にわれわれも付いていかなければならない。それは頭で解かっているのだが、身体はなかなか付いていけない。ローソンが一部店舗で「完全無人の店舗」を展 続きを読む
実は英国では、2015年にも一度、この同じ法案が審議されたことがある。結局、その時にはまだ議会を通過しなかったようだ。ところが、現在は現首相も“賛成”しているようで、世の中の動きと 続きを読む
大昔から「中国」というのは欧米諸国と比べて“解りにくい国”だが、こと「未来への準備」という点では、何を考えているのか、ほんとうに掴みにくい。同じ日のニュースに、その一方では“中長期 続きを読む
最近は一週間に一度は“ボディビル関連”のニュースを目にする。どの業界でも“身体づくり”が大流行りだ。しかも、男性だけではなくて女性たちにも大流行りだ。もちろん健康法の一つとして“フ 続きを読む
誰でも“自分の両親”の「血」を受継いでいる。嫌でも受継いでいる。時には両親よりも“祖父母の遺伝子”の方が強く表に現れることもあるが、とにかく“家系”や“血統”を変えることはできない 続きを読む
犯罪捜査という点にかけては、日本よりもアメリカの方が圧倒的に進んでいるような印象を受ける。「日本」はどうしても“管轄地域”の問題や“持効性”の問題や“担当異動”の問題などあって、さ 続きを読む