また一人、韓国の芸能人が自殺を図った。男性アイドルグループ出身でソロでも活躍した歌手・ジョンヒョン氏だ。近年、韓国の芸能人には自殺者が多い。2008年10月にトップ女優・チェ・ジンシルさん39歳。2009年3月に人気女優・チャン・ジャヨンさん29歳、2010年3月に俳優・チェ・ジニョン氏、2010年6月に「冬のソナタ」で人気があった俳優・パク・ヨンハ氏32歳、2011年5月の来日直前に自殺した歌手・チェ・ドンハ氏30歳、2015年10月に練炭自殺した歌手・キム・ヒョンジ氏…他の国に比べて突出している。この多さは何だろう。私には韓国が突出している“もう一つのモノ”と深く関わっているような気がしてならない。つまり「美容整形」だ。いつからか、韓国では“美容整形をする”ということが、成功への“条件の一つ”でもあるかのように受け止められている。化粧品の数も異様なほど多い。つまり韓国は“外見重視”の社会が形成されている。そのことに抵抗感がない。これは或る意味では大変に“怖いこと”で、極端な話、金を掛ければ誰もが“美しい容姿”を手に入れることが出来、それを手に入れれば、あとは才能など二の次で成功が得られる可能性がぐ~んと強まる。そういうことを社会全体が容認している国なのだ。確かに美しいとか可愛らしいとかは、良い印象を与える。けれども、それが“つくられた美しさ”なら、それだけで人気を維持するのは至難の業となる。次々と“生産されていく美”は、或る意味で“人形作り”と同じで、いくらでも“新たな美”を作り出すことが出来る。“美しい芸能人形”はいくらでも生産可能で、次々と“古くなった人形”は捨てられる。もう個々の“個性”等どうでも良いのだ。したがって、美しさから少しでも遠ざかり始めた時、芸能界には居場所がないのだ。良くも悪くも“IT社会”でもある韓国は、人も物も次々と取り替えていくことに抵抗感がない。日本人のように、一人の人をいつまでも応援し続けてくれる情愛が乏しい。おそらく、幼少期にも“情緒性の教育”をあまり受けずに育っているのだ。かつて弘田三枝子が歌った「人形の家」の歌詞に「ほこりにまみれた人形みたい…愛されて、棄てられ…泣きぬれる部屋の片隅」とあったが、まさしくそういう風に、忘れられた韓国の芸能人たちは震え泣いているに違いない。
昨日の夕方、衝撃的なニュースが飛び込んできた。タレントの小島瑠璃子氏と“その夫”が救急搬送され、夫の方が死亡した……というニュースだ。まだ詳しくは解からないものの子供を連れた小島瑠 続きを読む
日本の「医薬品」や「化粧品」が“安くて上質”であることは、世界的に広く知られている。しかも“小ぶりなもの”が多い。ここが重要なのだ。だから狙われやすい。つまり外国から“万引き目的” 続きを読む
わたしは大昔、アダモの「雪が降る」という歌が好きだったが、確かその歌詞には続いて「……あなたは来ない」というのが続く。その「あなたは来ない」というのは、現実的には大雪で「来れない」 続きを読む
吉本興業が「日本のお笑い」を、海外の人たちにもっと浸透させようということで、AIの翻訳システムを使って「お笑い翻訳」に本格的に乗り出そうということらしい。今は英語を中心としているら 続きを読む
今年は「節分」が2月2日で、いつもより早い。どうしてなのかと言えば、われわれが用いている「太陽暦」上の都合からだ。そのせいか中華圏における「春節」の時期と重なった。こちらの方は「太 続きを読む
数日前に突然、世界を駆け巡ったニュースの一つが中国産のAIアプリ「ディープシーク」の登場だ。これまで世界を牽引してきたエヌビディアなどに対し、その30分の1のコストで「米欧の半導体 続きを読む
インド人の宗教観とその行動には“理解しにくい部分”が多い。29日、インド北部のプラヤグラージでは「クンブ・メラ」と呼ばれるヒンズー教の祭典が行われていた。この地域は聖なるガンジス川 続きを読む
経済アナリストとして多数のTVや雑誌などで活躍した森永卓郎氏が死去した。わたしは彼が昨年の秋以降、さまざまな媒体で「日経平均は来年中に3000円になる」と喧伝し始めてから不吉なもの 続きを読む
2022年が77万人、2023年が72万人、そして2024年が68万人……果たして“この数字的変化”が何なのか、あなたには判るだろうか。実質的には、これは大まかな数で、しかも昨年の 続きを読む
ときどき今回のトランプ大統領は「政治家」としての顔よりも「商人」としての顔の方が、表に出がちだなぁと、改めて感じる。それを強く感じさせる記者団への言葉が、第一に訪問するのが「サウジ 続きを読む