海外に旅立つ時、いつも思うのだが、もう少し早く飛べる旅客機は実現しないのだろうか…と。人間、齢を取ってくると長時間同じ姿勢で座っていることに苦痛を覚える。何かの調査で新幹線でも四時間以上の乗車になると、あまり快適さを感じないらしい。多分、人間の身体はそういう風にできているのだ。だから、70代とか80代とかで海外に行くのも、頻繁に国内を飛び回るのも、苦痛に感じない人たちを見ると、それだけで尊敬してしまう。ふと見つけた記事に、NY―東京間を53分で飛ぶ“夢のような旅客機”の構想が進んでいるらしい。この速さというのはコンコルドの6倍だそうだ。もちろん、75人くらいまで搭乗可能な旅客機で普通に座席に座っていれば良い。ところで現在だと直行便で13時間弱かかるのだが、それが1時間となれば“日帰りもできる”ようになって、欧米とのビジネスを行っている方たちにとっては夢の実現が待たれるところと言えそうだ。実現には開発費用等いくつかの問題あって、実際には“数十年先の話”となるらしい。乗れないじゃないか。外国が近づく話は日本とロシア間にもあって、実は二国間を密かに海底トンネルでつなぐ計画があるらしい。この場合の起点は稚内でロシアのサハリン鉄道を延長して、北海道とロシアの行き来を可能とし、将来的にはヨーロッパまでの輸送を実現するという中々スケールの大きな構想なのだ。これが実現すると、札幌を起点とした新幹線で“陸路によるロシア旅行”が実現する。でも、こちらの方も数十年先の話で、実際に乗車するのは不可能だろう。それでも、こういう風にして“島国・日本”も、世界とつながっていかないと、取り残されてしまう時代が近づいて来ているのかと思うと、“純日本人”として“純日本島”で生きて来たわれわれは“良い時代”を生きた人達、と語られるようになるのかもしれない。
昔から中国人は“ゲンを担ぐ”人が多い。日本にも“迷信”“俗信”に属するものはいろいろとある。とにかく根拠などハッキリとしなくても、多くの人たちが信じて行っていることには“心理的な効 続きを読む
当たり前の話だが、われわれは宇宙人ではなく地球人だ。したがって、ふるさとである地球環境で暮らしやすいように出来ている。もし、われわれが宇宙空間に留まって暮らさなければならなくなると 続きを読む
日本大学の研究グループが行った調査で、15歳から39歳の若者たち4000名に対する回答結果なのだが「子供は育てたくない」が52%だったという。この数値は、収入とも多少は関係している 続きを読む
「幸福」という抽象的な言葉で「国」や「人」を当てはめていくのは、なかなかに難しい。基準とするものが、人によって相当に異なるからだ。それでも、毎年、国連などの関係機関が「世界幸福度ラ 続きを読む
すったもんだの状態からはなかなか抜けられそうにない。兵庫県の斎藤知事だ。「百条委」から「第三者委」の手に移った調査結果は、結局「パワハラ行為」の事実認定を確実なものにした。こんなに 続きを読む
2025年度の全国の地価が公表されたが、その上昇率を見ると、外国資本が投入されている地域が急騰していることが解かる。住宅地の場合には2年連続で北海道の富良野市北の峰町がトップに立っ 続きを読む
人は変る。だれでも変わる。だから、そう驚くことでもないのかもしれないが、あの「ローラ」が出生名である「佐藤えり」に戻って、彼女のルーツである新潟で「農業に従事する」ことを宣言した。 続きを読む
ときどき欧米人の思考というか、発想というか、そういうものに戸惑うことがある。たとえば英国では2026年にもロボットが人間よりも賢くなっている可能性が論じられていて、英政府が「AI開 続きを読む
世の中には「一般社会」と「特殊な世界」の二通りある。そして人には、生まれつき「特殊な世界」に“向いている人”というのがいる。そういう人は黙っていても「特殊な世界」の方に引き寄せられ 続きを読む
昭和から平成そして令和に変って、なにが一番変化したかというと、老人から若者に教えていくこと、親から子供に伝えていくこと……そういう古来からの“循環システム”のようなものが失われ始め 続きを読む