「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「♬男と女の間には…」の歌を想い出させる殺人


奈良県の国道沿いにある「コメダ珈琲店」で5日の白昼に殺人事件が起きた。上空からの映像を見ても、店の敷地面積は広く、かなりの大型店である。最初は中年女性が首を刺されて救急搬送された……という報道だったが、やがて死亡が確認された。午後1時過ぎであるから、当然、店内には多数の客がいたはずで、しかも、その席には複数の人物が同席していたということで、どうして止められなかったのか、不思議な気がする。おそらく、とっさのことで制御する間もなかったからだろう。刺した人物は、刺された人物の元夫で、そこに複数の人物が同席していたということは、離婚後の“何かの話し合い”が行われていたに違いない。大体、考えられることとしては「復縁話」か「金銭関係」か「子供に関して」か、いずれかであるような気がする。つまり、いずれかで前から揉めていたに違いないのだ。いちばん可能性が高いのは復縁話で、その場合には元夫が「戻って欲しい」と願い、元妻が「戻りたくない」という感じの話。金銭関係の場合は「約束が守られていない」とか「金を返して欲しい」といった感じの話。子供に関しての場合は「逢わせてくれない」とか「もう逢わせたくない」という話。まあ、だいたいがこういった感じの話で“関係者を含めて逢う”カタチとなっていたに違いない。この中でもっとも確率が高いのは「復縁話」だ。そして、こういう場合には“別な相手”とか“DV”とかが絡んでいるケースが多い。元夫は、わたしの推察では“思い込んだら命がけ”的な要素を持っていて、元妻と「やり直したい」気持ちが強かったのだろう。そして、その想いが果たせないなら、元妻を殺害する気持ちを持っていたに違いない。周囲の人たちは彼の一途な性質を知っていて、万一の場合も考えて“付いて来ていた”に違いないのだ。そして、話し合いが行われたのだが、平行線であり、もう「無駄だな」と判断したころ合いを見て急襲したに違いない。それはいきなりで、まさか急襲されるとは周囲は思っていなかったから致命傷となったのだ。元夫は最初から話し合いが無駄に終わりそうなら「殺そう」と決めていたと思われる。わたしは昔、野坂昭如が歌った「黒の舟歌」の歌詞が好きだ。「♬男と女の間には深くて暗い河がある…誰も渡れぬ河なれど…エンヤコラ今夜も舟を出す」「♬たとえば男はあほう鳥 たとえば女は忘れ貝 真っ赤な潮が満ちるとき 失くしたものを想い出す」そういう事件だ。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言