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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「いまを生きて行く」人工肛門の内田春菊氏


人には人それぞれ“さまざまな生き方”がある。そして、こと“生き方”に関しては、どれが正しいという“絶対的な基準”は存在しない。どう生きようと、その本人が“責任の取れる生き方”であれば、だれもそれを批難できない。作家として、漫画家として、エッセイストとして、女優として、さまざまな顔を持つのが「内田春菊」という女性だ。私生活の方でも、これまで3回結婚し、3回離婚し、そのたび妊娠・出産しているので、それぞれ父親が異なる“4人の児の母”でもある。2017年に大腸がんに掛かっていて、その結果、人工肛門を着けての生活に変った。その後は自らの意志で恋愛もSEXもアルコールも絶ったという。そして、人工肛門も隠すことなく、その後も舞台に立ち、自らの漫画でも人工肛門について記載している。それは、この人が、自らの“生き方”に迷いがないからだ。人工肛門が決った時にも「これは漫画に描ける」と瞬時に思ったそうだ。奇妙にも、だからなのか、ホロスコープを観ると、手術に至った2017年のトランジット惑星は、彼女の出生時の惑星たちに対して、吉としてのアスペクトと凶としてのアスペクトと、その両方を同時に与えている。実際、彼女のインタビュー記事からは“悲惨な感情”などは微塵も感じられない。むしろ、そういう方達とのネットワークが出来たことを感謝している風な部分さえ感じられる。吉としてのアスペクトとしては、海王星が太陽に120度、天王星が火星に120度、土星が金星に120度と示され、新たな仕事への意欲さえ窺われる。その一方、凶としてのアスペクトとしては、海王星が水星に150度、天王星が木星に150度、土星が月に150度となっている。つまり、同じ惑星が、一方で120度を作り、その一方で150度を作っている珍しい構図だ。通常、運気の良い時には、良い惑星配置だけが目立ち、運気の良くない時には、悪い惑星配置だけが並ぶものだ。この人のように、同時に“吉”と“凶”とが、見事に半分ずつ分かれるのは、この人の元々の性質の中に“矛盾する要素”が潜むからでもある。人工肛門を着けたことで、まるで仏門に入ったかのように酒やSEXを絶つことに変ったという彼女は、そのうち瀬戸内寂聴氏のように、人々を説法するようになっていくのであろうか。
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