「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「へその緒」を自分で切る勇気は、男性にない⁉


ときどき思うのだ。やっぱり、女性は「すごい」と……男性はムリだな……と。昨日、札幌に隣接する石狩市で出産児の遺棄事件があった。戸建て住宅の傍の灯油タンク下の片隅に、ショルダーバックに入って出産間もない“へその緒が付いた遺体”が遺棄されているのを住民女性が発見した。金曜日の夜から日曜日にかけて遺棄したものと思われ、死後間もないことが明らかになっている。その付近には大学の校舎もあるが、基本的には住宅街で、防犯カメラや夜間照明が乏しい。近隣住民なのか、女子大生なのか不明だが、おそらく自分で出産し、へその緒を切って、バッグに詰め込み、とりあえず“ごみ処理されること”を願った犯罪のように思われる。或いは、すぐに誰かに発見されて、その児が生きながらえることを願ったものか……だがそれならば、毛布などで包まないと夜間の冷気に耐えられない。やはり残念だが“ごみ処理されること”を願ったとしか思えない。自宅内で出産したか、戸外で出産したかは微妙だが、だれにも知られることなく“自力で出産した”可能性が強い。こういう事件を知ると、いつも、女性に男性は敵わない、と思う。男性はとても“自分でへその緒を切る”など出来ない…と思うからだ。その勇気はたぶん、医療関係者は別かもしれないが、一般男性にはない。怖くて“そんなこと”は出来ない。女性はたぶん半年以上一緒に“身体の中に居る”ことで、新生児に対して特別な感情を持つのに違いない。それにしても、この事件は明らかに若い女性が“望まぬ妊娠”をして、周囲には秘匿したまま自力で出産したのに違いない。そのこと自体も「すごい」と思ってしまう。女性は本能的に、どうすれば出産できるか、どうすれば胎児を切り離して、自力で“それ”を棄てられるか……解かっているに違いない。男性なら、とてもではないが、そういう医療行為を自力でなど出来ない。100%誰かに縋るだろう。こういうとき「赤ちゃんポスト」が全国にあって、もっとスムーズに“欲しい家庭”に届けられるシステムになっていれば、倫理的な問題を除けば“救われる命”が沢山出てくるような気がする。その女性も“犯罪者”や“殺人者”としての十字架を背負うことなく生きていかれたはずであるのに……。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言