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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「アイドル」「お笑い芸人」の早い賞味期限⁉


最近、どういうものか私には「アイドル」と呼ばれる人たちと「お笑い芸人」と呼ばれる人たちの“いま売り出し中の若手たち”の区別がつかない。どっちがアイドルで、どっちが芸人なのか、若い男性の場合には特に見分けがつかない。或る意味では、どちらも“似たような暮らし方”をするようになったからだろうか。それだけ「芸人」の“格”が上がったからであろうか。年末年始になると、新人で“売れっ子”の場合、そのどちらもが忙しくなる。同じようなTV番組に出ていることも多い。むかしのアイドルはあまりしゃべらなかったが、いまのアイドルは“しゃべり”も含めての“アイドル稼業”のように視える。だから、実質的に“やっていること”は「アイドル」も「芸人」もほとんど変わらない。パッと見の印象が良く、瞬時の反応が鮮やかで、頓智が効いて周囲を笑わせ楽しくさせられれば、TVやネット関係者からも好かれ、若い女性たちが支持してくれる。したがって、ファン層もいまの場合は、ほとんど重なり合っているように視える。収入だって、いつの頃からか新人アイドルより、若手芸人の方が上回っているかのような“暮らしぶり”が稀ではなくなっている。もっとも、アイドルや芸人の誰もが、そういう恵まれた“若手時代”を経験しているわけではない。どうみても、もう“若手”とは言えないようなアイドルや芸人も多い。そういう方達は、当たり前の話だが徐々に年齢を重ねて、徐々に若さを失い、徐々に人生に疲れて来て、アイドルとしての“輝き”も、芸人としての“笑い”も、もはや失われている。昔と違って、人気が出るのも早いが、その人気が下火になるのも早い。だから、当然、多くの人たちに知られるようになる以前に“消えてしまう”アイドルや芸人が多い。大衆というのは、パッと見で憶えても、数週間もすれば忘れてしまう。パッと見であっても、それが何回も続けば人々の記憶に残り、いつの間にか「この人見たことあるな」というレベルまで達する。そこまで達すれば半年くらいは忘れない。けれども、十年以上の記憶に残るためには、半年間くらい“TVなどに出ずっぱりの期間”を持っていなければならない。そうすれば、人は、いつまでも、その人を忘れない。そうやって、一人前ともいうべきアイドルや芸人が誕生する。この年末年始に“クタクタになるほど使われた新人”なら、そのアイドルや芸人は、きっとあと十年は生きて行けるのだ。ただし、アイドルだったか、芸人だったか、見分けがつかない形になる可能性はあるが、ともかく芸能人として生き残る手立ては得られたのだ。
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