世の中には“美形”に生まれて来る人もいれば、そうでない人もいる。先ごろ亡くなった樹木希林さんは“美形”ではなかったことが、後年になって“重宝”された。CMでも「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに…」の名台詞が活きた。「美しい」とか「可愛い」とか「カッコいい」とか言われて育った人は、その後が大変である。その外貌の良さを維持し続けなければならないからだ。昨日、歌手の沢田研二氏が予定された“さいたまスーパーアリーナ”でのコンサートを突如中止した問題でファンや報道陣に謝罪した。主催者側が9000名は来ると読んでいた会場には7000名しか集まらず、それで沢田研二氏が「話が違う」ということで、急きょ、止めにしたらしい。これが700名しか集まらなかったというのなら、まだ話は分かる。7000名も集まっていたのに、勝手にやめてしまうとは「契約(約束)」以前の問題である。時々、そういうアーチストがいるが、わざわざチケットを買って、わざわざ会社を休んできてくれた人もいるだろうに、そういう人たちの想いを踏みにじる行為は褒められたものではない。多分、彼は十代半ばから“トップアイドル”としての道を歩んだので、多少のわがままをいっても“許される”という意識が抜けないのだろう。けれども、その外貌はあまりに“若き日”と違いすぎる。年齢のせいもあるが、それだけとも思えない。もちろん、沢田研二氏はその甘い歌声で一世を風靡した。歌声が維持されているなら、ファンも許してくれるかもしれない。歌声ということで、私がすぐ思い浮かべるのは、若き日の弘田三枝子氏と松山千春氏の歌声だ。この二人の“若き日”の歌声と声量は本当に素晴らしかった。透き通るような高音が心を揺らした。ところが、現在はもう“若き日”の歌声ではない。歌手には、齢をとっても“美しい声”や“甘い声”を維持できる人と、そうでない人とがいる。沢田研二氏は「ジュリー」と呼ばれ、その歌声だけでなく、外貌も含めての「ジュリー」だった。そういう意味では“若き日”の自分はもういない、という意識でステージに上がらなければ大衆を魅了することは出来ない。
台湾のシンガーソングライターのサンデー氏が15日「NK/T細胞リンパ腫」という病気によって34歳で亡くなったことが関係者によって伝えられた。彼女は2018年に自主製作で作詞・作曲し 続きを読む
料理研究家の園山真希絵氏と作詞作曲家のTAKESHI氏とが「結婚」を公表した。実際には昨年の3月15日に入籍していたという。そして同時に「別居婚」であることをも公表している。お二人 続きを読む
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む
自民党総裁に就任したばかりだが、早くも高市早苗氏が苦境に追い込まれている。その一つは連立を組んできた公明党が“離脱する”可能性が出て来たことだ。元々公明党というのは、良くも悪くも「 続きを読む
わたしは今年8月14日に《「ダウ」&「日経」共に“4万円台”シーソーゲーム⁉》というタイトルでコラムを書いた。その当時はアメリカ「ダウ」の株価に引っ張られる形で「日経平均」の株価も 続きを読む