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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ドリフのコント」のようでなんだか楽しい⁉


けっこう深刻な事件なのに、その内容だけを聴くと、昔懐かしい“ドリフターズのコント”のようで、妙に楽しい気分にさせられる事件というのがある。13日の午後8時半ころ、三重県桑名市の温泉施設で起きた事件は文字通り“その種”の事件だ。その日、温泉施設の従業員は入浴していた女性客から「女湯の方に男が入っているんです」と困惑顔で相談を受けた。そこで、中を確認してみると、確かに中年男性が洗い場の方で、自らの身体を流していた。特別、不審な動きをするわけではなかったが、明らかに男性であった。そこで従業員は110番通報をする。その間も、従業員は観察を続けたが、その男に特別不審な動きは無かった。もしかして眼の視えない男性なのだろうか、と従業員は思った。警官が到着して、特別なトラブルもなく「女性用浴場」に不法侵入した罪で43歳の男は御用となった。ところが、その男は抵抗はしなかったが「わたしは心はオンナなのに、なぜ女子風呂に入ってはいけないのですか」と反論した。もちろん、犯意については否定している。実際、従業員の観察からも、女性客たちからの証言を聴いても、その男が女性客のハダカを覗き見する様子とか、女性客たちの前に行って自らの性器を露出するとか、その種の行動は一切なかった。したがって、その男の反論も、頭から否定は出来なかった。ただ、どうみても“オトコの身体”でニューハーフの方達のような外見ではない。近年、各種の裁判や判例で、どちらかと言えば各国の事例として「外見だけで性別を判定する」ことへの批判が高まっている。そうは言うものの、ここは日本であり、同じ「心は……」でも、あきらかに周囲も納得する“中性的外見”の場合と、そうでない場合とがある。この“そうでない場合”が問題なのだ。どんなに「心はオンナなのに…」と言われても、共感しにくい人たちの中には、その時々でオトコとオンナを上手く使い分けているような人もいる。今後、この種の犯罪(⁉)は増えていきそうな予感があるが、一応の基準のようなものを法律的に示しておかないと、温泉施設の関係者などは困惑させられることが多くなっていくに違いない。
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