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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「ホンダ」と「日産」と「三菱」の経営統合⁉


世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく可能性が強い。このところ「ホンダ」と「日産」とは“電気自動車”を共同で研究・開発することで相乗効果を期待されていた。それが、単なる共同研究や開発というだけでなく、経営そのものも統合してしまおうとしている。日本は最近、自動車分野で中国やアメリカから後れを取っていて、販売台数にも陰りがみられる。特にアメリカはトランプ政権に変ることで、ことのほか“日本車”に対しては風向きが悪い。不動産不況の中国も、近年は“日本車離れ”が起こりつつある。中国国産の電気自動車にも力を入れていて、むしろ日本に対しては安価な電気自動車で“輸出攻勢”をかけ始めている。つまり日本の車は、もはや「アメリカ」「中国」という“二大市場”を失い、東南アジアくらいしか“今後の市場”を見出せなくなってきているのだ。特に「日産」の場合、カリスマ経営者であったゴーン氏を失い、急速に海外市場の視界が不良となった。こうなってしまうと、経営そのものも統合してしまって“研究開発のコスト”を浮かせて挑む以外にはない。昔は、車産業は「日本の花」として世界に誇り得るものだったが、いまや“電気自動車”の分野でも“自動運転”の分野でも「日本」は、アメリカや中国から引き離されてしまった。日本は何につけ“安全性第一の国”で、スピードとか、AI化とか、ハイブリッド化とか、斬新なデザインとか、いまひとつ見劣りがする。今回は「ホンダ」と「日産」の“二社だけの統合話”で「三菱」はまだ加わらないようなのだが、最初から三菱も加えて“三社統合”でスタートしてしまった方が面倒がなくて良い。過去には「世界のホンダ」「世界の日産」として名をはせた企業同士だが、三社統合して“新たなメーカー”として生まれ変わった方が、多分、世界は受け入れてくれるし、より良い商品として安く提供できるようになるのではないだろうか。カリスマ経営者を失った日産は、もはや“彼を再び連れ戻し”でもしない限り、大きな成功は得られないほど“その中身までも失われて”しまったのだ。
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