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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「メタセコイアの木」が“オシッコ”してる


富山市の「空港スポーツ緑地」と呼ばれる公園内に、その木はある。樹齢40年以上の木だが、その周囲で特別“大きい木”というのでもない。たくさんの木が植えられていた中の一本に過ぎない。誰でもそうだと思うが、もし、外出中にどうしてもオシッコがしたくなったなら、道脇にそれて若干“隠れた感じ”のところでするだろう。丁度、そういう感じで「オシッコをしている」のが樹齢40年のメタセコイアの木なのだ。ただ、この木の場合、よほど溜まっているのか“ずっとし続けて”いる。その“しているところ”を5月3日、地元の子供たちに見つかった。こうして緑地の管理事務所の方から確認作業を依頼された方々が来て、いろいろと調査をして、その理由が判明した。「メタセコイアの木はオシッコがしたかった」のではなく「このメタセコイアの木は水道管の真上に位置していた」のだった。したがって、おそらくその根がだんだん大きくなって水道管の亀裂から入って、樹木の空洞を使って無意識に水を汲み上げ、地上60㎝くらいの位置から勢い良く外部に排出する作業を行っていた……。したがって、その木は「オシッコをしていた」つもりではなく、真面目に「働き続けていた」つもりなのだ。ただ来週中にも水道管工事が行われるということで、もう「オシッコ姿」は視られなくなってしまう。どうして“保存会”とかが出来ないのだろう。この木を“聖なる水を湧き出させる霊木”として売り出そうとする霊能者が表れなくて良かった。むかし私は知人だった女性がスナックをオープンするというので、その店の命名を頼まれ「ルルド」と名付けた。「聖母マリアが出現した」とされているフランス地域の名で“奇跡の洞窟と泉”により、さまざまな病気が奇跡的に癒されたといわれる。その事象から“癒しのスナック”となるように拝借させてもらった。もっとも、スナックは名前だけで成功するほど甘くはない。彼女に“癒されたい男性”はそれほど多くなかったと見えて長続きはしなかった。それでも、そのお店を開いたことで彼女は、素晴らしい相手と出逢うことになり結婚が決まったのだった。
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