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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「世界に10億人」ぎりぎりセーフ⁉日本の肥満


いつの間にか増えていたものの一つが“肥満の人々”だ。予定よりも早くに世界で10億人の壁を突破した。日本の通勤風景など見ていていつも思うのは、欧米などと比較して“肥満している人”が少ないことである。日本人の場合、或る程度太っている人は必ずしも少なくないが、一見して“肥満”と感じられるほど太っている人は極めて少ない。これは一つには肉食を好む欧米人に比べて、野菜を多くとろうとする人が多い日本人の生活習慣的なものも影響しているのかもしれない。今回の数字は世界保健機関(WHO)が1500人もの研究者を使って、世界190か国で2億2000万人もの人たちから得られたデータを基に算出したもので、本来であれば2030年の頃に突破するはずだった“10億人の壁”が、2022年であっさりと越えてしまった。つまり何らかの理由で、肥満する人たちの比率が異様に上昇していることを意味する。研究者たちによれば、本来であれば“低体重の人たち”が増えるはずの貧困国において、肥満率が上昇している。それが推計的な予測とは符合しなかった一番の理由らしい。おそらく食料が十分ではない人たちは、これまでならどんどん痩せていったのに、そういう人の中にも“肥満する人たち”が出て来ているのだ。研究者たちによると、肥満の原因としては、偏った食生活がいちばんで、次が運動不足、続いて睡眠不足、さらにストレスなどと続く。そういう点からみると、日本人には当てはまるものが多く、わたしなどすべてが当てはまるのだが、それでいながらまあまあ普通を保っている。思うに、日本人というのは体質的に腸が長く、それが肥満にストップをかけている可能性もある。更に大食漢が比較的少ない。欧米の食品類はどれもこれもサイズが大きい。同じ食生活でも量的に少なめの日本人は、自然に胃も小さいまま過ごせるので、極端に太らない場合が多いのではないだろうか。もう一つ、欧米人は酒量も多い。それも肥満しやすい一因かもしれない。今回の調査では子供たちの肥満指数が上がって来ていることも10億人を超えた一因だった。体質というのは、父母や家系的な遺伝素質も見逃せない原因の一つだ。丸々太っている子供は可愛いが、後々本人が苦労をする。そう思えば、ペットなどでも同様だが制限を掛けてあげる方が、親の愛情なのだ。
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