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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「世界同時株安」は「暗黒の8月」への序曲か⁉


何んとも不気味な“8月入り”と“週末”とを迎えている。世界的に株価が急落しているからだ。「世界同時株安」というのは、何年かに一度、いや何十年かに一度、くらいの割合で起こっている。今回以前にも「コロナショック」とか「リーマンショック」とか「ITバブル崩壊」とか「ブラックマンデー」とか、いろいろ名前を付けられ世界的に株価が急落したことがある。ただ、今回の場合、名称を付けるのは非常に難しい。まだ、ほんとうに大きく下落しているのは「日本株」だけだからだ。「アメリカ株」はこれからが本番で、いまは“本格下落”に至るかどうか、ギリギリの瀬戸際にある。もし「ダウ」や「ナスダック」が月曜日も“大きく下がる”ようだと、間違いなく「世界同時株安」が本格化して世界中に波及する。なにしろ、欧州株はまだアメリカの影響を少ししか受けていない。日本株の場合には、42000円以上だった3週間前から8月2日までで6300円超も急落している。いったん持ち直しかけた7月末までは“理由のある下落と調整”だったが、それ以降の“大幅な急落や全面安”に関しては、もう理由はない。多くのメディアなどが「理由がある」かのように語っているのは誤った捉え方だ。もっとも、この急落のきっかけを作ったのはトランプ氏の「円安ずるい」発言なので、それが理由だと言えば理由かもしれない。おかげで、その後「円」は急騰し、いまや140円台半ばまで来ている。つい最近まで1ドル=162円近くまで来ていたのが、一気に145円~146円といった付近まで来ている。2週間前まで、過度な円安は「日本経済にとってマイナス」と連日のようにマスコミは騒ぎ続けた。9月以降になれば黙っていても「円高方向」に傾くのに、騒ぎ続けたものだから日本政府も仕方なく“為替介入”をして「円安」を阻止しようとした。そういった矢先にトランプ氏の発言があった。その結果、それまで「円」を売って「ドル」を買っていた投資家たちがいっせいに手のひらを返し始めた。これが「円急騰」のいちばんの理由なのだ。加えて日銀の“利上げ決定”があり、アメリカの“9月の大幅利下げ”が決定的になった。もう、こうなれば「円」を売る“理由”がなくなる。日米の“金利差”を利用し“利ザヤ”を得ていた人達にとって、もう“日本市場”は“旨味のない市場”となったのだ。だから今度は「円」が買われる代わりに「日本株」は売られる。そういう意味では、一見、アメリカ発の株安のように見えるが、実際には日本発の“手の平返し”がもたらした株安なのだ。だから「日本株」がいちばん売られる。しかも“全面安”になる。もし、アメリカが早期に“半導体主導”で持ち直せば踏みとどまれるが、そうでなければ「暗黒の8月」になる。ただ、その期間は長くなく、9月に入れば、必ず、もっとも下がった「生成AI株価」から復活し始めるだろう。
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