精力的に問題作を問い続けて来た「知の巨人」立花隆氏が逝った。81歳の高齢であるから驚かないが、最近まで仕事をされていたようなので、あっという間の最期であった。けれども、或る意味では、もう追求すべき分野が無くなったのではないかと思うほど、この人の“追求した世界”は幅広く、文字通り“百科事典的”な役割を世の中に果たしてきた。この人の名が世の中に広まったのは『田中角栄研究』によってであるが、私はその当時、政治には興味が無かったので読んでいない。むしろ、あまり政治評論家らしくない風貌の人物が“政治家”を語っていることが興味深かった。その後も『日本共産党の研究』など“政治色”の強いジャンルでの執筆が多かった。私がこの人物の書いたものを本格的に読んだのは『宇宙からの帰還』からだった。そこには宇宙飛行士たちの興味深い「その後」の生活や「大いなる変化」などが書かれてあって、それまで漠然と抱いてきた“宇宙”とか“宇宙飛行士”とかのイメージとは、ぜんぜん別個な一面を知ることが出来た。例えば、帰還後に宣教師となって「神を語りだした元飛行士」のこととか、帰還後に精神の異常をきたしていった人物とか、これまで知ることのなかった“影の部分”が語られていて、それがなにより興味深かった。私は、宇宙飛行士というものを、もっと“超科学的な人物”というイメージで捉えていたので、そういう“不可思議な変化”を真正面から記録したことに立花隆氏への“驚き”があった。その後も『臨死体験』によって、多くの臨死体験を持つ人達のことを、感情や先入観に走ることなく真正面から追及した作品に尊敬を覚えた。「政治」や「お金」や「宇宙」や「死後」を扱おうとするとき、どこに視点を置くかは大変に難しい。その意味で、真正面から、それでいて感情を極力加えず、事実のみ記録していくことは簡単なようで簡単ではない。文字通り「知の巨人」だから出来たのだ。
料理研究家の園山真希絵氏と作詞作曲家のTAKESHI氏とが「結婚」を公表した。実際には昨年の3月15日に入籍していたという。そして同時に「別居婚」であることをも公表している。お二人 続きを読む
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む
自民党総裁に就任したばかりだが、早くも高市早苗氏が苦境に追い込まれている。その一つは連立を組んできた公明党が“離脱する”可能性が出て来たことだ。元々公明党というのは、良くも悪くも「 続きを読む
わたしは今年8月14日に《「ダウ」&「日経」共に“4万円台”シーソーゲーム⁉》というタイトルでコラムを書いた。その当時はアメリカ「ダウ」の株価に引っ張られる形で「日経平均」の株価も 続きを読む
自民党の総裁選は大方の予想を裏切って高市早苗氏が予選でも決戦でも“堂々の一位”で“女性初の新総裁”となった。おそらく15日に首相となる。「日本」に女性の首相が誕生するとは、時代も変 続きを読む