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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「住宅街のコンビニ」こそ「不審者対策」必要


札幌の住宅街にある地元密着型コンビニ「セイコーマート北31条店」で昨日早朝に事件が起こった。無職の40代の男が店内にいた従業員を次々と刃物で襲ったのだ。店内にはその時、5人の店員が居たのだが、そのうちの40代男性、50代女性、60代男性の三人が刺されて、40代男性は警察官が駆け付けた時には既に死亡していた。他の二人は重症だが、命に別状はない。駆けつけた警察官4人と“刃物の容疑者”との“逮捕状況”が近所の方が撮影した動画で明らかになっているが、簡単に摑まったわけではなく、相当抵抗した後に身柄確保となっている。一つには、この容疑者が大柄で腕力も強そうなことだった。アメリカなどなら射殺される場面だが、日本の場合には、4人がかりで必死に警棒などで取り押さえている。それでも、店内において最初に襲われた男性は死亡してしまった。日本のコンビニ店員は総じて客に親切で、暴漢に対してのセキュリティ対策が乏しい。中でも、北海道地元発祥で“密着型”と言ってもいい「セイコーマート」の場合、セキュリティ面でそれほど“防犯マニュアル”が整っていたのかには疑問がある。どうしても地元密着型のお店というのは、客側に寄り添う形でセキュリティが甘くなる。ましてや住宅街にある店舗で、暴漢犯罪とは“無縁”の地域なのだ。容疑者は「この店の近くに住む」と報道されているが、コンビニ店としては必ずしも近隣とは言えない。すぐ近くには別のコンビニもあるのだ。したがって、明らかに“この店”を狙っての犯行と思えるのだが、店のレジには手を付けていない。おそらく最初から強盗目的ではなく、殺傷目的での来店であったと思われる。最初から刃物を持って来ているところから、この店の従業員を殺傷したかったのだ。或いは“無差別殺人”の可能性もあるが、それでも一応“この店の従業員や客”がその対象となっていたに違いない。逮捕劇の状況からみても、従業員が簡単に取り押さえられる相手ではない。警察からの情報では「支離滅裂なことを言っている」容疑者のようで、精神的にも問題があって“無職の状態”が続いていたのかもしれない。広い北海道には、この「セイコーマート」の系列店が多い。その多くは家族経営など身内関係者で従業員が構成されている店も多い。さらに地域密着型であるから、どうしてもセキュリティという面では甘くなるのだ。近年は外国人観光客もコンビニを利用するケースも多く、そういう意味でも住宅街だからこそセキュリティ対策が重要な時代となっている。
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