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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「個人」が良いか「組織」が良いかは運命の謎


ジャニーズ事務所を2018年の時点で退所していた渋谷すばる氏(42歳)が、その翌年に設立した個人事務所を先月になって“廃業していた”と報道されている。近年は、歌手でも俳優でも続々と芸能事務所を退所して、自らの個人事務所を立ち上げていくケースが多い。ただ設立の話は沢山聴くが、そのまま継続しているかどうかは微妙なところで、必ずしも独立した人たちが順調に経営されているところばかりではない。これは芸能事務所だけの話ではなく、一般の企業においてもまったく同様である。人には、それぞれ“生まれ持った星”というものがある。会社・企業や役所のような“組織”というものの枠の中で実力を発揮していく人と、それらから飛び出して“個人”としてでも十分に実力を発揮していける人と、人には大きく分けて“二つの型”があるからだ。そして、それは本来の“仕事の能力”とは、また別なものなのである。言ってみれば“経営手腕”のようなものが備わっているかどうかの違いであり、それは先天的な資質・運命によるところが大きい。経営手腕とはいうものの、実際のところは能力そのものより“運命としての先天運”で決められている部分が大きいのだ。だから、それに気付かず、無理をして独立しフリーとなっても、元々が“組織型”の人は上手くゆかずに“振出し”に戻って勤め直していくケースが多い。その“見分け方”は難しいのだが、一つには組織の中に在っても「単独で何かをやっていた」ような人は、独立しても上手くゆくケースが多い。また何に対しても“自分のやり方”でないと上手くゆかないような人も、個人プレーヤー型で独立して成功できる確率が高い。逆に、常に周りから“お膳立てしてもらって”スムーズに物事が進んでいくタイプの人は、独立すると苦労している場合が多い。それと、本来、独立型の人は比較的早くから“独立の気を窺っている”もので、年齢的には早い場合には20代から、或いは30代から独立していくもので、40代半ばを過ぎてから“そろそろ独立”とか考えるような人は、本来は“組織”に留まった方が成功の確率が高い。もっとも、世の中には、完全に自営型でしか生きて行けない人、逆に組織型で勤める形でしか生きて行けない人もいる。さまざまな先天運は無視できないもので、自分が「どういうタイプなのか」解かったうえで“働く形”を見つけていくのが“賢い生き方”になる。
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