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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「内縁の児」でも「逮捕」されるウォーキング


夜の11時半過ぎと言えば、通常は幼い子供の外出時間ではない。だからコインパーキングの駐車場に止めてあった車の中に“子供達だけ”の姿を見掛ければ、警察に通報するのが普通の人としての反応だろう。そして警察の方も、その車をコインパーキングから発見し、中に居る子供たちを無事保護して、大人が同乗していないことを不審がった。やがて帰ってきた大人は、子供達を車内に置き去りにしたことを認めたので即刻「保護責任者遺棄」として逮捕となった。この事件で私が注目するのは、この4歳と7か月の幼い子供たちというのが、実は彼自身の児ではなく、同棲している内縁の妻の“連れ子”であった。逮捕された容疑者は28歳で無職。どう見ても“連れ子の父親役”として相応しいとは言えなかった。ただ内縁の妻との4人暮らしで“夫”が無職の場合、当然、妻の方が“食べさせるカタチ”となる。真夜中であろうと夫に子供を預けて置いて働かなければならない。もし夫の方が“そういうカタチ”に満足し、子育てを負担に感じない人物なら、問題は起きなかったのだ。ところが、元々自分の児ではなく、あまり懐いていなかったせいもあり、容疑者にはストレスが溜まっていたに違いない。子ども達を車内に置き去りにして「ウォーキングしていた」と供述しているが、一人の時間を愉しみたかったのではないだろうか。近年、この種の事件が多い。“子連れの女性”と同棲する場合、どうしても“不慣れな子育て”を手伝わなければならない。今回の場合は特に男性側が無職で、女性側が“夜の仕事”なのだから、男性でも子供の面倒をみるのは必然となる。やはり、本能的に“乳幼児の子育て”というのは女性に適わない。最近になって“一緒に暮らし始めている”場合、出産時から居るのとは違って“7か月の男児”を上手く扱うのは容易ではない。それでも、例え籍が入っていなくても「保護者責任者遺棄」は適用される。泣かれるのは厄介だから「駐車場に来ていた」では通用しないのだ。もしかすると女性の方は、子供をあてがうことで“浮気防止”も兼ねて一石二鳥と考えたかもしれないが、意外なところに“落とし穴”が潜んでいたことを気付くべきだった。
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