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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「危ないアナリスト森永卓郎」のギリギリ路線


この人の話はいつも面白い。正しいかどうかはともかく、常に“危ないこと”を言うので、さまざまなところから締め出しを食らっているらしい。それでも“守り”に入らず、がん闘病に入っても、そのギリギリ路線は変わらない。正直に言うと、わたしは森永卓郎氏は経済アナリストというよりも、或る種“経済タレント”として貴重だと思うし、死ぬまでギリギリを貫いてほしいと思っている。ただ最近は特に、言っていることが滅茶苦茶になりつつある。いまの日本経済は「恐慌前夜」だというのが最近の主張で、それと同時に「定年後に株投資を始めてはいけない」と叫んでいる。彼の主張が理解できないわけではないが、いろいろな部分でデフォルメされていて、最近は特に“危ない部分”が強くなった。おそらく彼は、自分がもうそんなに長く生きられないかもしれないから、そうであれば十年後、二十年後になって起きてくる可能性のあることを言っておいて、自分が亡くなって以降に「偉大なるアナリスト」としての称号を得たいのかもしれない。最近は息子さんも経済アナリストとして活躍し始めていて、それに対しての或る種ライバル意識のようなものも出始めているのかもしれない。そういえば亡くなる数年前から、同じように過激なことを多く言い出したのが、女優の樹木希林氏だった。そのせいで娘の内田也哉子氏の出番が増え、いつの間にか世間的な認知度が高くなっていった。奇妙なもので、若い頃は似ていなかったが、母親が亡くなって出番が増えた頃から、その話し方や表情など「似ている」と思うことが多くなったものだ。同じように森永卓郎氏の息子である森永康平氏は、同じ経済アナリストでもどちらかと言えば“健全派”とでもいうか、あまり“危ない発言”はいまのところ見受けられない。それに、そんなに「似ている」とも思わないが、もしも父親が亡くなったなら当然その時にはいろいろな形で“引っ張り出されるはず”で、そうなった時、これまでは似ていなかったはずの顔貌や話し方や表情が徐々に似ていって、いつの間にか話すことにも“危ない部分”が出て来ることが増えて来れば、世間の人たちは口にこそ出さないけれど「やっぱりねぇ…」と誰もが納得してそのTV画像に手を合わせたりするのだ。
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